第2話
真正面から紡いだ自分の言葉を否定されたような気がした。
誰かから借りてきたような言葉を集めた作文が賞を取った。
だけどそんなの自分の言葉じゃないんだ。
飾らない言葉、良かれと思ってやったことはどうやら
代わりに
本当は逆なのに…。
素直になったところで、
本当のことを話したって、
誰がそれを自分だと受け止めてくれるのだろうか。
借り物の言葉を口にした瞬間それは結局自分で話した言葉になってしまったのだから。
自分でもその違いがわからなくなることだってあるのに、
それを他人がわかるのだろうか?
でも、
やっぱり自分の
だから、
そのままを受け止めて。
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