西の詩

@KaarinErika

焼却 腐敗 忘却

目玉が焼け落ち、焦がれて、腐り果てる。

ウジが湧き、目の穴からは未だ糸を引き、私は激痛に悶える。

目の内側までも焼け、また焦がれ、また腐る。


ウジが私の体に広がる。

ウジが私の体を喰らい尽くす。


骨さえも。



そして後には、何も残らない。

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