最終話 妖怪たちが大好きだ! 共に生きるということ

「か、母さん?」


 僕は大嶽丸の冷たくなっていく亡骸なきがらすがりついたまま、半透明の母さんを見上げた。


『雪春っ……!』


 そう、母さんが僕の名前を呼んでくれた気がした。

 口を開いても、声はよくは聴こえない。

 じっと耳をよく澄ませば掠れてところどころ届く、母さんの懐かしい優しい柔らかい陽射しを感じさせるあたたかい声音――。

 生きている僕と、亡くなった母さん。

 存在する世界が違うから?

 あちら側とこちら側を隔てているものがなにかあるようだった。


 母さん……。

 ああ、母さん、会いたかったよ。

 ものすごく会いたかった。

 優しかった母さん。

 久しぶりに会えて、僕は泣くことが止められない。


「雪春、責任を持てるかニャン。……今ならまだ、火の鳥のかんざしで大嶽丸が生き返るニャンよ」

「……大嶽丸が、……頼政さんが生き返るの?」

「残念ながら両方は無理ニャン。助けられる魂はたしか一つだったニャンよ」


 僕は、違和感を抱える。

 この目の前の虎吉は本当に虎吉だろうか?

 本物にしか見えない虎吉だけど、……なんか変だ。


「ねえ、虎吉。……きみ、本当に虎吉なの?」


 虎吉は声を立てずに笑った。


 着物姿の女の人が虎吉に寄り添うと、虎吉の姿が揺らいだ。


 バタリッと虎吉の体が地面に倒れ、虎吉の体から出た蔵之進さんの姿がゆらゆらと色彩が薄い……まるで湯気みたいだ。


「く、蔵さんっ!?」

「……虎吉を依り代にさせてもらったでござる。霊力と妖力が残りわずかで思うように動けなくなってきててな。……拙者の時間がもう無いのでござるよ。妻の咲乃が冥土から迎えに来たのでござる。ようやっと頼政と一緒に旅立てる……天に召される時――」

「冥土……、蔵さん、行っちゃうんですか!?」

「そうでござる。冥土、黄泉の国に参る時間は迫っているのだ」


 突然のお別れ……。

 いつまでも死んだ魂が彷徨うのは良くない、よね。

 それがいくら魂が桜の木のあやかしになって、人間とは違う世界で生きてきたとしても。

 元々人間としての魂にとっては、成仏することがあるべき姿なんだよね。

 そう、それでも。

 僕はむりやり納得しようと思ったけど、すごく寂しくって切なかった。

 蔵さんと、さよならする時が来たんだ。


 僕は虎吉のぐったりとした体を抱き上げて頬ずりした。


「ちょっと身体を拝借したでござる。虎吉は眠っているだけでござるから、安心してくだされ」

「良かった、虎吉……。蔵さん、頼政さんの魂は大嶽丸から離れられるんですか?」

「その雪春の持つ火の鳥のかんざしが生者と死者を分けるでござるよ」


 簪が、生者と死者を、……分ける。

 つまり、同化している頼政さんと大嶽丸の二つの魂を分けられるということ?


『ああ、雪春……』


 母さんが心配してる。

 僕の頬に母さんが手を差し伸ばす。

 実体の無い母さんの手は僕に触れることは出来なかった。


「あったかい」


 ただ、母さんの温もりが伝わってくる。


「……母さん。僕、会えて嬉しい」


 チクリ……。

 心の片隅によぎった。

 美空や彩花ではなく、僕だけ母さんに会えたことが少しの罪悪感もあった。


『雪春……』

「母さん」


「雪春、大嶽丸を復活させてしまえば、また脅威が生まれる。それでも大嶽丸を助けるのでござるか? 雪春はその大きな責任を負うのでござるよ?」


 僕は迷わなかったわけじゃない。


 だけど、大嶽丸は重症を負った僕を助けた。

 鬼の目に浮かんだ涙、流れたひと筋の涙を思い出す。


「……大嶽丸」

「雪春、母上が心配されておるぞ。大嶽丸から妖気を貰い受けたこと、それから雪春は妖怪たちとどう生きていくのか、と」


 僕は抱きしめた虎吉をじっと見つめた後、顔を上げた。


「僕は妖怪たちが大好きです! そりゃあ、おっかない妖怪や信用ならないようなずる賢いあやかしもいたりはするけれど。そういう妖怪とはなるべく関わらずに可愛い妖怪だけで良いとか勝手なことを思いたくなる時もある。でも、妖怪たちが好きだ。僕と美空と彩花が困っていた時、彼らは身をていして助けてくれた、慰めてくれた。……なにより、僕は楽しい。彼らはもううちの家族同然なんです」

「大嶽丸は妖気を雪春に分け与えた。雪春と大嶽丸には【絆】が出来た。図らずも、強力な縁が出来たのでござる。……ふははっ。雪春なら、そこの大嶽丸の素行の悪さもどうにかしてしまうのかもしれぬな」


 僕の中に、するっと蔵さんが乗り移ってくる。

 火の鳥のかんざしが僕のズボンのポケットから勝手に出てくると、蔵さんが何やら呪文を詠唱えいしょうしていく。


「……頼政、すまなかった。やっと捜し出せた……一緒に参ろう、一緒に帰ろう」

『はい、兄上様……。お会いしたかった……兄上様、咲乃様』


 パアーッと、火の鳥の簪から光の粒子が噴水のごとく飛び出て大嶽丸の亡骸を包み込んでいく。

 僕はあまりの眩しさに目を瞑った。


 目を開けた時には、かくりよ商店街の大橋の片隅にいた。

 僕の腕の中には、眠る虎吉と、眠るツノの生えた赤ちゃん猫がいる。


 ――このツノの生やした猫の赤ちゃんが大嶽丸の生まれ変わった姿!?


「もう、鬼じゃなくなったんだね。……猫、だよなあ?」


 橋の向こう側に、蔵さんと頼政さんと咲乃さん、そして母さんが浮かんでいた。


『雪春、どうか、サクラを頼むでござる。どうか、生まれ直した大嶽丸を正しい方向へ連れて行ってくだされ』

「蔵さん、蔵さん! 行っちゃうの?」

『たくさん、これから楽しむでござるよ』

『雪春、美空と彩花をよろしくね』

『……雪春、助けてくれてありがとうございました』


 僕は……胸がぎゅっと痛んで、鼻の奥がツーンと痛む。

 涙を堪えきれなかった。


 背中を優しく叩かれて、振り返るとシグレたちがいた。


「無事で良かった……」

「「……雪春っ!」」


 九尾ハクセンと澪に同時に抱きつかれて、僕はますます泣いていた。嗚咽が込み上げてこらえきれない。変な涙声が出る。


「ああ……、梓、久しぶり、それからごめん。……雪春や美空や彩花は梓の代わりにボクがそばで守るから」

『ハクセン……もう良いのよ。ありがとう』


 母さんとハクセンがじっと見つめ合って、目と目で心同士で会話しているみたいだった。

 僕には聞こえなかったが、二人が微笑んでいたから良かった。


 母さんも、蔵さんたちも姿がどんどん薄れていく。


「さようならー!」


 シグレが手を振って、叫んだ。


「蔵さん……」


 サクラさんは静かに泣いていた。


 橋の向こうの母さんたちが、天へ向かって浮かんでいく。


 僕も叫んでいた。


「さようなら! さようならー!」


 その声にびっくりした猫の赤ちゃんが泣き出した。

 僕は腕の中の赤ちゃん鬼猫の大嶽丸と虎吉のずっしりと重さを感じた。

 サクラさんがあやそうとツノつきの赤ちゃん猫妖怪を抱っこしてくれた。


「……いったん帰ろうか。雪春くん」

「ええ、そうですね」

「その、猫の赤ちゃんって……まさか」

「うん。……大嶽丸だよ」

「だろうな。しっかし虎吉もぐーすか眠りこけてのんきだぜ。こんなにうるさいのによく眠れんなあ」


 かくりよ商店街を襲った大嶽丸の部下の鬼たちは酒呑童子と琥珀さんたちが捕らえた。

 大被害を出して、たくさんの建物が壊れ、火の鳥たちも大勢の妖怪たちも怒っていた。嘆いていた。


「また、壊れたものを直して、再出発だよ……。ボクは残る。妖狐を総動員する。またね、雪春」

「わたくしも人魚の仲間を総動員してかくりよの復興を手伝いますわ」


「僕も手伝いに来るよ。一度帰っておじいちゃんとかに説明する」

「オレも! オレも来る!」

「私も片付けとかしに来るわ。なにか私に出来ることをなんでも手伝いたい。……ねえ、大嶽丸はどうしようか」


 傷だらけの琥珀さんと酒呑童子が来て、僕の前に立った。

 酒呑童子が肩を貸し琥珀さんを支えている。


「雷獣への久しぶりの変身変化が思ったより体にきてましてね。ちょっと俺、情けないです」

「しゃあねえよ。敵の数がべらぼうに多かったしよ、少し手こずったなあ。オレも鍛錬しねえとな」

「驚いた。二人はすっかり仲良しじゃんか。オレと雪春みたいだな」

「そうですね、お二人からは羨ましいほどの思いやりと熱い友情が感じられます。出会ってからの日数って関係ないんですよ。悲しいことに年数を重ねてもいつまでも分かり合えない者同士も残念ながらいますがね。ほら、なぜか説明はつきませんが、このとおり不思議と俺と酒吞童子とは気が合います」


 そう、たしかに琥珀さんと酒呑童子とは二人は先日出会ったばかりとは思えないほど、気を許しあった友達って感じだ。

 ニカッと笑って酒呑童子は赤ら顔の鬼の容姿から人間の姿に戻る。

 妖怪雷獣とサトリのハーフの子、琥珀さんが、微笑んでいた目をスッと細めた。琥珀さんの表情にほんのりの厳しさが香る。


「ところでですね……。大嶽丸はこちらで預かろうか、雪春くん」

「……僕は責任を持つって蔵さんと約束したんです。……人間界で育てるのはまずいでしょうか?」

「ちょっと、すぐには決断できねえな。うちの鬼里村には頼めばみなしごの子育てしてくれる鬼たちもいる。同族の方が良いとは思うけど、見たとこ猫みたいで無害そうだけど大嶽丸の生まれ変わりだってだけで、嫌がるかもしんねえしなあ」


 大嶽丸はサクラさんの腕のなかで眠ってしまった。

 とても安らかな寝顔……、この赤ちゃん猫が元はあんな恐ろしい鬼なんだって信じられない。


 僕とシグレとサクラさんと虎吉は、人間世界に帰ることにした。


 美空と彩花に、母さんに会ったことを告げるのが少し心苦しかった。



      ◇◆◇



 大嶽丸の襲撃があってから一週間が過ぎていた。

 おじいちゃんのお店の前の立派な桜の大樹はみるみる枯れてしまった。

 宿っていた蔵之進さんがいなくなってしまったから、宿り木は霊力や妖力を注いできた宿り主を失ったからだと、おじいちゃんが言った。

 だけど驚いたことに枯れた桜の木を危ないからと切った切り株から、新しい芽が顔を出していた。

 蔵さんが、もうここに居ないことが今すごく寂しい。

 時折り頼りになる兄のように見守ってくれていた。蔵さんの妖艶な桜吹雪での扇を持っての舞い姿や、刀剣を振るう勇ましい姿、それににっこりと優しく微笑んだ蔵さんを思い出す。

 成仏した蔵さんは、今ごろは奥さんと頼政さんと天国で笑って過ごしているだろうか――。


 破壊されたかくりよ商店街界隈を再建するために、澪はしばらく学校を休んだ。妖怪サトリと雷獣のハーフの琥珀さんは漫画家を続けながら雷獣のかしらとしてやっていくことに決めたそうだ。

 酒呑童子は時々うちにやって来て、定食を食べて大声で笑って帰っていく。琥珀さんの屋敷で酒吞童子は居候しつつ、琥珀さんの漫画のアシスタントをやっているんだって。


「酒呑童子は、……僕らの様子を見に来てるのかな」

「そうニャンね。あっ、ああっ、もうすぐ時間ニャン!」


 虎吉がそわそわしてテレビをつけると、休日の朝の新番組のアニメが始まった。


「ニャニャニャッ! むふふニャ〜ン。……いよいよ始まるニャンね」

「兄にい! アニメが始まったよ〜。『魔法探偵サクラ☆相棒は猫又スパイ野郎』だって!」


 そう、新番組は琥珀さんの原作でヒロインはサクラさんがモデルなんだ。そして相棒のモデルは虎吉っ!

 良かったねえ、虎吉。

 キラキラの瞳、大喜びのほくほく得意顔で虎吉は、テレビの前を陣取って正座をして夢中になって画面を覗き込むようにして見つめている。


「ずるいポン。おいらも出してもらいたいポン!」

「……オレも、……琥珀に頼もう」


 妖怪化けだぬきのポン太と犬神の豆助が羨ましそうに虎吉とテレビの画面を交互に見ている。


「このアニメの猫又、だいぶドジな相棒だけどな」

「シグレ! なんでそんな水をさすようにゃこと言うニャンか!」


 うちに遊びに来たシグレにからかわれて、虎吉が茶の間を追いかけ回す。


「これからかくりよに瓦礫の片付けの手伝いに行くんだろ?」

「うん。おにぎりたくさん握って差し入れを持っていくよ」

「オレももちろん行くよ。サクラちゃんも行くよね?」

「うん、もちろん!」


 シグレが僕の耳元にそっと囁いた。


「オレ、サクラちゃんの次の誕生日に、……サクラちゃんに好きだって、付き合ってくれって告白する」

「ええっ!?」

「応援してくれよな、雪春」

「そ、そっか。良いよ、それ! 応援する」

「雪春はどうすんの? ハクセンと澪、どっちを選ぶ?」

「わわわっ、分からないよ! ……そんなの」


 本当に分からない。

 自分の気持ちなんて。


 ハクセンの凛々しい姿にドキッとした。

 澪の照れた顔が可愛いと思う。


 だけどそれが、恋だとはまだ思えなくて。

 みんなのこと、僕は大切なんだ。


「まあ、いつか誰か、どうしても一緒にいたい相手が雪春の前に現れるかもなあ。それかもう出会ってるかも知んないよ?」

「だね。シグレがサクラちゃんに出会ったみたいに」

「……オレはね、妖怪でも良いと思う。雪春なら、恋する相手はむしろ妖怪な気がする」


 ふと、九尾ハクセンの泣いた顔が浮かんだ。

 母さんに会いたいと泣いたハクセンのことを思い出して、僕の胸がぎゅっと痛んだ。


 誰にも言ってないことがある。

 大嶽丸、頼政さんに傷を癒やしてもらってから……、僕には怪力が備わってしまったんだ。

 昨日30kgのお米を持ったら、なんと指一本で持てちゃったんだよね。

 ハハハッ……、さて、どうしたもんかな。

 今のところ心配かけちゃうから、みんなには内緒にするつもりだ。

 いつか話すことが必要になる時が来るまでは、僕のなかでとどめておこう。


 琥珀さん原作のTVアニメの主題歌に合わせて獣姿の妖怪組(猫又の虎吉、犬神の豆助、妖怪化けだぬきのポン太)と彩花が踊ってる。

 僕は彩花と三匹とのダンスを見て、シグレと盛り上がって手拍子をした。


「お兄ちゃーん、彩花ぁ、おにぎりの具材を用意して〜」

「はいはい」

「は〜い!」


 お店の厨房から美空の呼ぶ声がする。

 薪の竈門かまどの大きなお釜で炊いた、炊きたてのご飯の香りが厨房に満ちていた。


「勝太郎が今週来るって電話があったぞ」

「ええっ! おじいちゃん、それ本当? やったなあ、彩花、美空」

「わーい、わーい! 父ちゃんが帰って来る〜! 彩花いっぱいね、父ちゃんとお話して、いっぱいね、父ちゃんに抱っこしてもらうぅ! 父ちゃんとね、一緒に遊んでご飯食べて、いっぱいいっぱあい遊んでもらうぅっ!」

「……父さん、ここに来るんだ」


 僕は嬉しそうに微笑む美空とはしゃぐ彩花の頭を優しく撫でた。


「父さん、びっくりするかなあ」

「妖怪の友達、また増えたものね」


 父さんがここに帰ってきたら、たくさん話したいことがある。



 おじいちゃんが炊けたばかりのご飯にしゃもじを入れる。

 おにぎりの具材は焼き鮭や梅干しに辛子明太子、昆布……などなど。

 あと、妖狐たちのために大好物の稲荷寿司も作ることにした。


「おじいちゃん、もしもこのまま大嶽丸を育てることになっても大丈夫?」

「そうだなあ、じいちゃんは構わんけど、名前は変えた方が良いかもしれんな」

「えっ? 名前を?」

「ずっと大嶽丸は人々や妖怪たちを恐怖に陥れてきた。せっかく猫妖怪の赤子からやり直しているなら別の生き方をさせてやりたくはないか?」

「そうだね」


 すぐには浮かばない。

 みんなと話し合ってみよう。


「た、大変ニャ! 雪春――っ! 空から天狗が落っこってきたニャン!」


 虎吉たちが茶の間の窓から中庭を見て騒ぎ出す。


 みんなで駆けつけると、カラス天狗が中庭でうずくまっていた。


「大丈夫ですかっ!?」


 僕が抱き起こすと、カラス天狗が『ぐう〜っ』とお腹の音を鳴らす。


「は、腹が減って、力が出ない。妖力がカツカツで、飛べなくなって空から落っこちた。な、なにか食いもんをくれ……」

「分かりました! おにぎりがちょうど出来立てですよ!」


 うちのお店には珍しいお客さんや、困っているお客さんがやって来ます。


 もう慣れっこになってきたはずだけど、やっぱり突然の妖怪やあやかしの訪問にはびっくりしちゃいます。


 ここはおじいちゃんのお店で『おにぎり定食屋甚五郎』というんですよ。


 とっても美味しいおにぎりとおかずとお味噌汁で、お客様をおもてなしいたします。


 どうぞ、いつでもいらしてください。


 ふふふっ。

 僕ら兄妹とおじいちゃんと、そしてあやかしたちが心をこめて、ほかほかの炊きたてご飯で美味しい美味しいおにぎりを作ってさしあげますよ。


 あんまり美味しすぎて、ほっぺたが落っこちちゃうかも?


 楽しみに、あなたのお越しをお待ちしております。


 では、また。




       おしまい♪


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