怪奇趣味句集

目々

親族三句

鳴り続く電話にも出ず遠雷

/もう少しで済むからさ、


面当てにうつばりに吊る浴衣帯

/一等いいのを使いやがった


香華だと紫煙吹く叔父盂蘭盆会

/輪っかも作ってやろうか

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