【第3章の登場人物】※78話まで見た方用

登場人物紹介


・塚田 卓也:主人公。調律者の能力で、様々な物の数値を操作できる。ひょんなことから7月の3連休、横濱で開催されるサマーフェスティバルに行くという『白縫 千歌』を護衛する仕事を請ける事になる。そこで財宝強盗集団【全ての財宝は手の中】の襲撃を受けこれを撃破するが、衝撃の事実を知る事になる。


・南峯いのり:テレパシー能力者。連休を卓也と一緒に過ごしたいという軽い気持ちで護衛の仕事を請けるが、宝石をめぐる争いに巻き込まれる。自分のせいで卓也と愛を危険にさらしてしまったことを後悔するが、それを乗り越え一回り成長する。


・真白 愛:いのりの世話係の少女。能力者では無いが冷静な判断と特技で危機回避に貢献。天然の男殺しな態度をとる。



白縫家

・白縫 千歌:わがままなお嬢様。宝石などを専門に狙うハズの【手の中】から何故か命を狙われ何度も襲撃を受ける。実は父親から【純潔の輝石】という宝石の材料にされており殺されるところだったが、卓也たちの働きで助かった。父親の行動にショックを受けるも精神的に成長した事で和解し、一から一緒にやり直すことに。輝石を体内に宿していたことで能力に覚醒した。


・白縫 和十郎:卓也に娘の護衛を依頼した。亡き妻の事業を立て直すため、娘の命を使い資産価値数十億とも言われる幻の宝石・純潔の輝石を作成していた。千歌の説得とパンチで目を覚まし、今後は二人で一からやり直すことにした。



全ての財宝は手の中

・虎賀 天陽:元タレントで組織のリーダー。謎の奇病により余命いくばくもない中、神秘の癒しの力を持つとされる純潔の輝石を求め活動。輝石の触媒である白縫を殺すよう画策するも卓也たちの活躍により失敗に終わる。最後は一人で特対を迎え撃つも拘束された。一度見た能力を引き出し使う【ダウンローダー】の能力を使用する。


・飯沼 真人:組織の一員。知りたい内容を教えてくれるハガキを生成する【ヘヴィーリスナー】という能力で情報収集を担当する。組織が壊滅しそうになり逃げようとしたところを新見 遠流に捕まり、最後は特対に身柄を拘束された。


・渡会 しのぶ:組織の一員。面倒見がよく実働部隊のまとめ役のようなポジションをしている。酸素濃度を操作する【ライク ア ポイズン】という能力を使用。卓也たちが最初に泊まろうとしたホテルを【城戸・矢井田・小野】らと一緒に襲撃するも失敗し、特対に拘束される。


・城戸 明衣:組織の一員。部屋を隔離する【ディフェクティブ ハウス】の能力を使用する。渡会とは能力も性格も合うため、よく組んで仕事をする。


・小野 雄吾:組織の一員。テレビ通話や監視カメラなどのリアルタイム映像を見る事で、その場所に出入り口を作り自由に行ったり来たりする事の出来る【エニタイム ドア】の能力を使用。特に深く考えないシンプルな性格をしている。組織のムードメーカー。


・矢井田 創:組織の一員。様々な男性の姿に変身する事の出来る【ミスター コンテスト】の能力を使用する。リーダーの虎賀に心酔している。


・静間 裕太:組織の一員。広範囲を巻き込む強力な爆発を起こせる【エクスプロージョン】の能力を使用。女心に疎い。第二陣として杉内とともに卓也たちを襲撃しようと観察していたところ、カップルに扮した卓也といのりに接触され能力を封じられる。能力が使えない事に気付き虎賀に相談をしていたところ、追跡してきていた清野に杉内共々始末された。


・杉内 歩夢:組織の一員。対象の色を自由に変える【オーバーライト】の能力を使用。グラマラスボディとそれを強調するようなファッションを好む。


・黛 麻友:組織の一員。鋭い糸状の刃を指から放つ【スプラッターズ ストリングス】の能力を使用。静間・杉内と合流しようとGPSを頼りに追いかけたところ、特対に始末されたことを知る。複数の4課職員を斬殺し2課の四十万職員にも襲い掛かるが、返り討ちにあい拘束された。


・海部 了一:組織の一員。横濱にある拠点の一つで待機していたところ、清野の襲撃を受け最後は始末された。



特対

・清野 誠:卓也の高校時代からの友人。液体を操作する能力を使用。卓也が【手の中】の連中と関わっていることを知り、プライベートで横濱へと向かう。能力を使った犯罪者を嫌悪しており、隙あらば始末しようとする。


・藤林 驟雨介:清野を慕っており、自ら志願して彼と同じ神多駅前交番に勤務をしている。粒子状の構造物を操作する能力を使用。爽やかイケメン。


・四十万 光臣:卓也たちが捕まえた【手の中】の連中の手柄と後始末を押しつけられた特対職員。出世欲が強く全体的に胡散臭い雰囲気を纏っているが、仲間がやられた時は怒りを覚える事も。触れた物を動かしたり、停止させたりする能力を使用する。また、自分を中心に展開したフィールド内の物に触れずに効果を及ぼすことのできる機能を持つが、申告をしていない。


・鬼島 正道:知人である白縫の父から娘の護衛を頼まれ、その任務を玄田におろした。【手の中】の最初の4人が捕まった際に、玄田からの報告と清野たちの休暇の情報をもとに卓也が動いている事と強い流れを持っている事を嗅ぎ付け、様々な手配をする。そして後日、辻斬りの件も解決したことを知り、卓也に強い信頼を寄せる。



その他

・玄田:宝来という中華料理屋を切り盛りする傍ら、完醒者に仕事を斡旋していた。護衛任務を、白縫が来た際にたまたま居合わせた卓也に頼む。会った事のある人の体験が半自動で更新されていく【プライベートダイアリー】という能力を使用する。


・新見 遠流;妹の呪いを解くため【手の中】に一時的に協力し、飯沼のハガキを使わせてもらう。ハガキが帰ってくる直前に卓也に敗れるも、呪いを解く能力者が卓也であったため体術指南を条件に解呪を依頼。お礼として卓也に師匠を紹介し、自分も一緒に一年間の修行を受けた。【限定空間内の時間の流れを早めたり遅くしたりする能力】で師匠の道場内の時間を加速させ、短時間の間に卓也にしっかりと修行を積ませた。


・新見 優芽:呪いによって死にかけていたところを卓也によって救われた。【対象の時を戻す能力】で修業の際に高齢の師匠を若返らせ貢献する。厳密には呪いそのものを解いたわけではなく効果を打ち消しただけなので、強力な呪いを帯びたままである。そのため、並大抵の呪いにはかからないという体になった。


・重田 国光:新見兄妹の師匠。あらゆる体術・武器術をこなす超人。高齢であったが新見妹の能力で一時的に若返り、卓也に1年間の修行を付けた。


・七里 魅雷:氷使いの少女。能力者であることが発覚し両親に半ば捨てられる。そのため能力に強い恨みを抱いており、弟と一緒に能力者を相手に辻斬りのような事を行っていた。心のどこかではもう止めたいと思っていた。Neighbor襲撃時に卓也と出会い、弟とまとめて救われる。以降彼に付いて行く事を決め、度々家に入り浸っては卓也にベタベタ甘えている。


・七里 冬樹:雷使いの少年。両親に捨てられてからは学校に行かず、ブラブラしたりゲームをして過ごすようになる。辻斬りでストレス発散をしていたところ卓也に出会い、ゲーム対決の末、彼の舎弟になる。命を賭けて自分を止めてくれた卓也に感謝しており、以降姉と一緒に彼の家に入り浸りゲームに興じている。



Neighbor

・東條 玖麗亜:Neighborの一員。大学1年生。辻斬りにあい、いのりと卓也に助けを求める。姉弟の過去を観て、レトロゲームが好きな事をつき止めた。


・平 五郎:Neighborのリーダー。辻斬り姉弟の行いを許す。


・青柳:Neighborの一員。臨海アジトのコンテナの一つを自身のゲーム部屋に改造し楽しんでいた。卓也のスラブレ神業を見て感動した。


・嶋 次郎:Neighborの一員。一度行ったことのある場所へテレポートすることが出来る。普段は全国各地に行き能力の有効範囲を広げている。

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