第14話 max、min、average


 当たり前のことだが、max、min、averageは、最大値、最小値、平均値のことだ。


 データの解析を行う時は、結構使えるので、覚えておきたいコマンドです。


   =MAX(I34:I39)

   =AVERAGE(I34:I39)

   =MIN(I34:I39)


 使い方は、至ってシンプルです。


 コマンドと、範囲を指定するだけです。


 特に、平均値は、手動で行うより簡単に出せます。


 解析には、とても便利です。


 averageは、通常の計算をするなら、


   =sum(I34:I39)/6    (式17−1)


 この狭い範囲なら、この程度になるが、最後の6が、大体、問題になります。


 後から、追加が入った場合、式17−1は、最後の6を変更しなければなりませんが、=AVERAGE(I34:I39) と入れた場合だと、段を追加しても、手直しをする必要がなくなります。


 プログラムというのは、後から、手で修正をするのは、バグの元になりますから、プログラムの修正を必要としない方法を取ることが重要になります。


 式17−1を使った場合、だいた、/6の変更を忘れて、数値が変わっていた事を、後から誰かに指摘されることがあります。


 大体、このようなミスを見つけてくれるのは、上司とか、上に立つ人たちなのです。


 自分を評価する人達ですから、こんなしょうもないミスで評価は下げたくないと思いませんか。

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