第六十八駄作

「あたしが聞きたい歌を歌ってくれ」

「ぶん投げるじゃねぇか、何がいい?」


「疲れてるから、そっちで考えてよ」

「無茶ぶりするよな・・・ 何にしようか・・・」


聴こえる ウクレレと優しい歌声

スランプの胸に『虎』が刺さる


書けぬ指 動く先には 涙の目

「書けなくてつらい」本音を吐く


敢えて答えぬ

癒すだけの声主こえぬし

不眠の私 ポツリ 「眠れそう」


※5部作


※この時、声主が選んで歌ったのは

ハンバードハンバードの「虎」

スランプの心情の歌


※どちゃくそ泣いた

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