第19話

「...寝ぼけてるだけなんだからね!

別にあんたのことが好きとかないからね!!」


「んん??」


「雷が鳴ったじゃない!?

昔、私の家の庭の一本杉に雷が落ちて火事になったじゃない!!それで、落雷がトラウマになってて!一人で寝るの怖いからシンジの布団に間違えて潜り込んじゃった、ただそれだけのことなんだからね!!」


「勘違いしないでよ、シンジ!!

たったそれだけのことなんだからね!」


「ふーん。じゃあ。このハグっていう仕打ちはどう説明してくれんの?ヒナタさん」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る