第11話

「じゃあ誰に告られたのか言わねぇよ。

さーてもう、俺は風呂入って寝るから。

もう眠いし。おやすみヒナタ」


「...っ!!」


これは世に言うプク顔と言うやつらしい。

目の前のヒナタは、ブサ可愛い顔をしてみせた。


「ブサ可愛(かわ)...!」


俺が吹き出してははっと笑うと

ヒナタは。


「うるさいっ!シンジは部屋から出てけっ!」


と俺のこと部屋から追い出したのでした。


ほんっと、可愛くねぇし。

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