第4話

母親よ。どうせ、再婚してくれるなら、

可愛い女の子で、しかも俺が大好きな女子の

お父さんとかとしてくれよな。


ま、そんな世の中甘くないか...。


俺の名前は山吹シンジ。

今、高校2年生。


お風呂の入る順番でも、義妹と

揉めてた。


「私がシンジより先に入るっ!!」


「いや、俺、今すぐにでも、

汗をかいたんなから入りたいんだが...」


そもそもが、ここ、もともと俺の家。

もとい、母ちゃんが、じいちゃんから

相続した家なんだ。


ヒナタは遠慮することなく、

あれこれと使っていた。


「トイレ!私が先行く!」


「ええー、俺、漏れそうなのに...」


「るさいっ!一瞬で出るんだから待っててよ」

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