第48話 再来年の大河は世界初の長編小説を書いた

 世界初の長編小説とも称される『源氏物語』を書いた紫式部。

 彼女が主役なのだそうです。

 吉高由里子さんが演じるそうなのですが、平安女性を演じるにはかなりの覚悟が必要なような気がします。

 あの時代は太っているほうが格が高かったんですよね。


 まあそれは置いておいて。


 世界初の長編小説はラブコメの『源氏物語』というのも日本らしいと思います。

 そして当時活版印刷などなく、すべて写本で広まっていったというトンデモない伝播力を持っていました。

 世界のどこでも識字率は低く、貴族の娯楽として「小説」があったというのは、おそらく日本が世界初です。


 もちろん世界中で口伝による物語継承はあったと思います。

 しかし紙に字を書いて世に広まるなんて、樹木が豊富にあって「和紙」が早いうちに確立した日本だからこそ、という側面もあるはずです。


 そう考えると、日本人って小説との親和性が高い民族なのかもしれませんね。


 そういえば『聖徳太子』はいつ頃続きを放送するんだろう?

 『精霊の守り人』式に飛び石で放送するのかな?



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