こんな世界で出会えた君に……。
五十嵐 天秤
こんな世界なんて……。
限りなく見える大地。
その向こうには、沢山の山があり、時折、鳥の鳴き声が聞こえる。
そこに下を向いて歩く少女が1人いた。
彼女は、白いフード付きのマントを着ていて、その下には白い金属の鎧のようなものが見える。
でも、その金属の鎧は急所である胸部と両ひざにしか見受けられない。
腰には剣を携えている。
髪は黒色のロング、瞳はエメラルドグリーン。
とても整った顔立ちをしていて、まさしく絶世の美女だった。
……しかし、その表情は憎しみに満ちたような表情で、「このままいけば自殺してしまうんじゃないだろうか?」と、そう思わせるほどだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます