◎こちらは本編ではなく「サガンパーＶ」第３話「サガンパーＶ作戦始動」登場人物紹介をしています。各話ごとに同じ登場人物でも紹介内容が少しづつ変わります。

①サガンパーＶ

・志織（しおり）：本作の主人公。本名は天乃志織（あまのしおり）。２４歳、独身女性。

佐賀県武雄市在住。地元の大学に進学し卒業し地元企業Ｓカンパニーに入社。実家は佐賀市にある自動車電装企業（じどうしゃでんそうきぎょう）ＡＤＫ（エーディーケー）(天乃電装工業（あまのでんそうこうぎょう）の略)。

令和元年の佐賀豪雨時にＳ（エス）カンパニー本社と社員寮が浸水により全壊したことで多大な被害を受け、被災者生活を経験した。

被災者生活の折、炊き出しキッチンカーに助けてもらった事を縁にキャンピングカーやキッチンカーに興味を持つようになる。同じく被災者生活を送った社⻑により、実家であるＡＤＫ（エーディーケー）(天乃電装工業（あまのでんそうこうぎょう）)の繋がりからキャンピングカー会社「サガンパー」の新設立を提案され、無理やり社⻑にされる。性格は基本真面目で几帳面。だけど人を喜ばせたいと常日頃から思っている。

・憂（ゆう）：佐賀県武雄市にあるＳ（エス）カンパニーという怪しげなキャラクター商品事業を展開している中⼩企業の社⻑兼サガンパーV の共同経営者。本名は(旧姓は大神憂（おおがみゆう）)３６歳既婚で３人の子持ち。⼩さくて可愛いものが大好きだが、時折、愛車の白い大型バイクを乗りこなし白い雷神の異名も。第３話①にて"自動車商"の免許を取得し、サガンパーV計画を始動させる！立場上は合同会社サガンパーの会長取締役となっている。本業は主婦と常日頃より言っており、Ｓカンパニーの社⻑、ほか PTＡ活動ほか断れずに諸々活動しているので、志織に社⻑業を押し付け、偶に良く通りすがりで登場する。

・理名（りな）：志織（しおり）の妹。本名は天乃理名（あまのりな）。２２歳。姉の志織に誘われてサガンパーV の営業スタッフとなるが、元は波瀬津東女子高校（はせつひがしじょしこうこう）登山部元主将のアウトドア好き。数年前にはダンスグループのリーダーとしても活躍していたが現在は鹿島市で活動しているローカルアイドルグループの振り付け指導などをしている。

・日登美（ひとみ）：第１話には未登場。波瀬津東女子高校（はせつひがしじょしこうこう）登山部主将。本名は川口日登美（かわぐちひとみ）。

高校 3 年生１７歳。登山部 OB でダンスグループリーダー時代だった理名の自称大ファンで理名の熱狂的信者。理名がダンスグループを引退しサガンパーのスタッフになった事を知り、部活動の一環と称して共に活動している。通常は男勝りな性格だが理名関係だとミーハー体質に変貌する。

・逢（あい）：第１話には未登場。波瀬津東女子高校（はせつひがしじょしこうこう）登山部部員。本名は藤丘逢（ふじおかあい）。高校 1 年生１６歳。登山部主将の日登美（ひとみ）を尊敬している。日登美（ひとみ）と共に部活動の一環と称して共にサガンパーの活動に参加している。おっとりした性格で地をメルヘンでいっている少女。

② サガンパーＶ制作チーム

・涼子（りょうこ）：本名は村下涼子（むらしたりょうこ）。２5 歳独身女性の 2 級設計士。村下建築の若きホープ。サガンパー車両制作班のコードネーム AF(通称：エーエフ)制作班の設計チーフ。性格は冷静沈着だけど熱血系職人。

・塚原（つかはら）：サガンパー車両制作班全ての電気工事を担う塚原設備の社⻑。礼儀正しい初老の男性。

③ガレージユーロとシャーロット

・河原（かはら）： "緒妻憂（おつまゆう）"の"車"と"バイク趣味"に多（・）大（・）な（・）影（・）響（・）を与えた旧車や輸入車両を専門に扱う『ガレージユーロ』の社長。特に旧車や輸入車両の技術に精通しており、憂（ゆう）と佐賀市に"シ（・）ャ（・）ー（・）ロ（・）ッ（・）ト（・）"いう小（・）型（・）輸（・）入（・）車（・）専（・）門（・）店（・）と喫（・）茶（・）店（・）の準備をしていた。実は"藤丘逢（ふじおかあい）"の母側の祖父にあたる。

④自動車とバイク関係者

・福山（ふくやま）：神埼市（かんざきし）にある自動車販売『VA（ぶいえー）コーポレーション』の社長。50歳代の男性。義理人情に厚い人物。

・田島（たじま）：武雄市にある田島自動車（たじまじどうしゃ）整備工場（せいびこうじょう）の社長。創業から3代目の60歳代男性。"緒妻憂（おつまゆう）"が幼少の頃より家族ぐるみでお世話になっている自動車屋さん。創業歴もほぼ自動車産業がはじまった頃からある会社な為、高（・）度（・）な（・）板（・）金（・）や（・）メ（・）カ（・）ニ（・）ッ（・）ク（・）等（・）の（・）技（・）術（・）を持つ。

⑤緒妻家（おつまけ）

・哲人（てつと）：憂の配偶者。 40 歳男性。地方公務員。憂からは”哲（てっ）ちゃん”と呼ばれている。逆に憂の事を”お憂さん”と呼んでいる。

・明来（あき）：憂の⻑女。中学 2 年生。多感な女子中学生。

・樹（いつき）：憂の次女。⼩学 3 年生。物静かな少女。

・勝（まさる）：憂の⻑男。⼩学１年生。声がうるさい元気な男の子。

⑥大神家（おおがみけ）

・大神叶恵（おおがみかなえ）：令和元年の災害後、志織の部屋以外、空き部屋となった１階の社員寮へ越してきた”緒妻憂（おつまゆう）”の歳の離れた妹。２２歳。妹の"珠花（しゅか）"と共に長い海外生活を送っていたが、(海外の)大学卒業を機に姉である"憂（ゆう）"が社長をしているＳ（エス）カンパニーの新入社員として入社する為に帰国してきた。仕事上での会話以外は余り何も話さない物静かな人物だが、姉である"憂"には妙に冷めた態度をとる。

・大神珠花（おおがみしゅか）：緒妻憂（おつまゆう）と叶恵（かなえ）の歳の離れた妹。１４歳。中学生2年生。"叶恵（かなえ）"と共に空き部屋となった１階の社員寮へ越してきた。同じ歳だが"姪"になる”緒妻明来（おつまあき）”と同じ学校に通っている。純粋で天然ぽい性格…。海外生活が長かった為か世間知らずな部分が多い。明来（あき）曰く、勉強の成績はかなり優秀らしい…。

・てちち："叶恵（かなえ）"と"珠花（しゅか）"姉妹が飼っている黒いチワワ。"志織（しおり）"を見かけると良く吠えかかってくる。困ったワンコ。

・末美（すえみ）："叶恵（かなえ）"と"珠花（しゅか）"姉妹が飼っている白い猫。寝ている姿しか見た事がない。

⑤│天乃家（あまのけ）

・栄（さかえ）：本名は"天乃　栄（あまのさかえ）"60歳代女性。│ＡＤＫ《えーでぃーけー》(│天乃電装（あまのでんそう）│工業（こうぎょう）)の社長。"先代社長"が若くに他界し、男ばかりの会社を一人で支えた。陽気なお洒落なひまわりみたいな性格と人から言われる。（補足：栄の実家は佐賀県内で有名な酒造会社。栄（さかえ）の父(杜氏)が栄が結婚した際に作った日本酒「│天乃栄（あまのさかえ）」が実在する）

⑥おとぎ前線（詳しくは別作品「おとぎ前線」を参照）

※前線Cafe（ぜんせんカフェ）にて店員して活動している。人化しているが耳や耳や尻尾などは隠せない為、関係者以外の人間にはお店の衣装またはコスプレと説明している。

・祈里（いのり）：おとぎ前線のリーダー。ドジっこで少し天然だが持ち前の明るさと元気でメンバーを引っ張る。人を惹きつける真っ直ぐで純粋な心の持ち主。アイドル活動を通して人間と心を交わすのが夢。

・神那（かんな）：しっかりもののおとぎ前線の副リーダー。自分にも他人にも厳しい完璧主義者。祈里は親友だがライバルと思っているが、なかなか素直になれない所謂ツンデレ。最近、祈里と仲が良い沙希に嫉妬気味。

・美琴（みこと）：メンバーの中では 1 番最年⻑。狐神族（きつねがみぞく）で次世代のウカノミタマ様とも呼ばれる力を持つ。性格は優しく面倒見の良いお姉さん的存在。よくお色気担当にされそうにされるが、意外とウブな為に内心動揺している。

・沙希（さき）：祈里がおとぎの世界で偶然発見した狸神族（たぬきがみぞく）の八百八狸（はっぴゃくやだぬき）の少女。実は先々代の隠神刑部（いぬがみぎょうぶ）の娘(神族なので死ぬことは無いが数百年単位で隠神刑部（いぬがみぎょうぶ）は世代交代する)。歴代の隠神刑部（いぬがみぎょうぶ）中でもの初代を凌ぐ才能があると言われ後継者として育てられるが...とある事情で消息不明となっていた(真実はうっかり四百年間眠っていた)。祈里よりおとぎ前線に誘われてメンバーになった。臆病でいつもオドオドしており失敗も多いが、そんな所がウケてファンが急増中。