第4話 知名度を上げたら致命的か?
こんにちは。
今、カクヨムに何人くらい登録していて、年齢層はどうなっているのかとても知りたいです。
わたしはこう見えても(見えねえよ!)、データ重視の野球ではなくて、人間なのです。
書店員の時はパソコンの前で売り上げデータ、ああ普通の人は前日の売り上げを見るのですが、わたしはリアルタイムの売り上げをいつも見ていました。
なので、なにもわからないガキ娘バイトらは、
「暇人な肥満児」とか、
「商品管理課のパソコンに行けば必ずわたしがいる」
と蔑んでいました。
ええ、もちろん九分九厘は身体を休めていたというかサボっていたのですが、そのバイトらが午前九時半くらいにトロトロと出勤する前に、わたしは午前八時前に出勤し、電気や空調、サーバーを立ち上げて品出しを全部やって、ヘトヘトになっていたからサボっていたのです。空いた時間に他人の手伝いをすればよかったのですが、わたしはロンリーウルフなので「手伝う?」とか言えないし、仮に言うと、なんかとんでもない重労働をさせられるのでカラータイマーが黒くなってしまうのでしませんでした。
なので、わかっている上司は、
「あいつは仕事が早いから、助かる」
と別の人に言ってくれていたのを偶然聞いてしまい、涙がちょちょぎれたのですが、ボンクラな上司には全くわかって貰えず、
「お前はこの店に必要なのか?」
とある日、面談に来た常務に問われたので、なんだかすごく頭に来て、
「いらないんじゃないですか!」
と答えたら、すぐに左遷されました。洒落のわからないオヤジだよ。まあ、その後、彼も取締役をゴミのように解任されていましたからおあいこさ。
『違いがわかる人でないとわたしの旨味はわからない。ネッスルはネスレに変わりました』
とは言っても、わたしの旨味がわかる人ってほとんどいないんですよ。言い換えれば全く美味しくない。捨てるしかないのかなあ。
なんだか書店員の頃は若くして会社の上層部に「あいつは扱いにくい。気が難しい」と勝手に(?)決めつけられていたそうで、普通は三、四年で社員って異動になるのに、わたしは自己申告書に「なんでもいいです」と書いているのに六年も学習参考書だけの店に閉じ込められていて、取次さんの噂で「次は本店の学習参考書の階に異動だよ」と言われていたので、他のジャンルのことなどなにひとつ考えてもいなかったら、いきなりワンフロアのオールジャンルの店に異動になり、客層が成金ばっかりで、はっきり言えばたまプラーザというところでして東急百貨店や東急警備のムカつく野郎ばっかりで、しかも専門店街という被差別部落のような扱いをされる店に異動になり(だって店自前の大型台車がなく、東急の台車を使わねばならず、雑誌の多い日に「台車使いすぎなんだよ!」って東急警備に怒られるんですよ。そのうち、東急の列車に火をつけてやろうなんて思っていませんが)、性格のとてもよろしくないお姉さま方に理不尽な扱いを受け、怪獣みたいなビッグ・ボス女になぜか好かれて危うく童貞を……ああ、もう童貞じゃあなかったかな? 違う違う、わたしは上杉謙信だから一生童貞なんですけど……とにかく環境の変化が大きすぎて、希死念慮が非常に高まりました。斎藤茂太先生の本を別系列の書店で買って読みました。
うん、わたしはなにが言いたかったのでしょう。
ああ、そうそう。『カクヨム』運営さまにおかれましては、是非にもユーザーデータを公表していただきたいのです。それによって、書くものの傾向を変えることができるくらいならもっとわたしの小説は読まれますが、まあ無理なのですけれど、単にビッグ・データを見るのが好きなので公表していただきたいのであります。
さようなら。
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