WORLD END―終焉の鐘の音―
成瀬瑛理
【人物紹介】
◎……主人公
幼い頃にタルタロスの牢獄に幽閉された。それから何年も、牢獄に鎖で繋がれている。彼の名前を知る者は誰もいない。ただひとりを除いては。銀髪に赤い瞳をもつ少年を忌み嫌い。日頃から異端児として看守達にイビられている。
◎……クロビス
タルタロスの所長の息子。残忍で冷酷で無慈悲な彼を誰もがここでは恐怖の存在として恐れている。その美しい容姿から時に女王のように君臨する。倒れた父親に代わり、今は所長を代理でやっている。
◎……ケイバー
恐怖の四天王と呼ばれる看守の一人。頭がキレていて、ズル賢く、情報収集にも長けている。日頃から常に何かを企んでいる。悪どいことも平気でやってのける。林檎が好きで普段から食べていてナイフも得意。
◎……ギュータス
恐怖の四天王と呼ばれる看守の一人。人並みに大柄で体格が良く、力持ちな彼は短気で気が短い上に、何でも力任せにやる。そんな彼は斧が得意。
◎……リオファーレ
恐怖の四天王と呼ばれる看守の一人。寡黙で常に冷静。その容姿は、男女ともに目を奪われてしまうほどの絶世の美しさと、華やかな気品に満ちている。ギレイタスの部下でもある。
◎……ジャントゥーユ
恐怖の四天王と呼ばれる看守の一人。その容姿は酷く醜く、見た目から化け物と呼ばれている。純粋な悪であるがゆえに善悪の区別もわからない。生まれもっての障害から知恵遅れで、しゃべり方もたどたどしい。口数が少なく、クロビスの命令だけには従順に従う。
◎……ハルバート
竜騎兵の隊長。大柄で力持ちで喧嘩っぱやく、酒と女が好き。男臭く、時に豪快な大胆さも彼の魅力のひとつ。日頃から部下達に慕われている。そんな彼は斧が得意。複雑な過去を背負い、過去に栄光を手にした騎士とは思えないほど、今は堕落の一歩を辿っている。
◎……リーゼルバーグ
竜騎兵の副隊長。聖騎士の誇りを胸に、常に彼は凛凛しく。騎士道精神を絶やすことなく、日頃から剣術などを磨いている。情にも厚く、誰からにも彼は慕われている。冷静な判断力が非常に優れており、頭もキレている。少しお節介な所もあり、ハルバートに気嫌いされている。
◎……ユング
リーゼルバーグの直属の部下。弓矢が得意。見た目は幼いのに性格はしっかりとしていて、純真で素直。
◎……ギレイタス
クロビスの父親。数年前に病で倒れてからは所長を息子のクロビスに託し、今はタルタロスの牢獄から離れた遠い街で療養生活を送っている。そんな彼は、かつては恐怖の存在として恐れられていた。
◎……エリシア
クロビスの母親。
○……オーチス
見た目は中年で無口の看守。囚人を逃がした疑いでクロビス達に拷問をかけられる。
○……チェスター
見た目は若く、新人の看守。ビビり癖があり、同僚からもたまにバカにされて虐められている。オーチスの部下であり。囚人の脱獄に関して上司の彼が関わっていることをクロビスに証言する。
○……ジュノー
年老いた看守。長年タルタロスの牢獄に勤めている。目は良いが耳が遠い。日頃から塔の監視をしている。
○……スティング
ハルバートの直属の部下。若くて、バカっぽい性格で、その上喧嘩っぱやい。酔った勢いでジャントゥーユに絡んで命を落とす。
◎……マードック
中年の男。ハルバートの部下の一人。日頃は竜小屋の掃除番をしていて余り表には出ない。
◎……エドゥイン
囚人でありながらクロビスに腕を買われ、囚人や看守の食事を作っている。通称、殺人コックとも呼ばれる。
◎……ジャントゥーユのペット
白黒の兄弟ネズミ。
白色のネズミが『イル』。黒色のネズミが『ヨル』。足がすばしっこく、頭が賢い。彼の命令を理解出来る能力がある。
◎……ヴァジュラ
ハルバートの専属の竜。黒い姿の竜で、屈強で気性が荒い性格で愛想がない。その性格から、普段から手におえない。有一、ハルバートの命令だけは素直にきく。
◎……リューケリオン
リーゼルバーグの専属の竜。白い姿の竜で、冷静で大人しい性格。優れた能力と抜群の身体能力を兼ね備えていて、その容姿からは気品すら感じさせる。
【天族】
◎……カマエル
魔族との戦いに敗れて、人間界の牢獄に何年も囚われの身になっている大天使。長い月日により、その体は病魔に蝕ばわれ、衰え、命の危機に瀕している。
○……招かざる者
カマエルを救うために現れた使者。
◎……ハラリエル
未来を予言する少年。眠りの預言者とも呼ばれ、その姿は幼い少年のまま、時が止まり。永久に歳をとることもなく、成長もしないまま少年の姿であり続ける。それが故に純心で無垢。
◎……ラジエル
ハラリエルの側近。冷静沈着で、常にハラリエルのことを側で見守っている。
◎……ウリエル
美少年で中性的で凛々しく。冷静で頭もキレ者で、美しい容姿からは欠け離れた驚異の能力を秘めている。四大天使の一人で剣術と魔法が非常に優れている。
◎……ラファエル
誰もが心を奪われてしまうほどの美しい美少年。四大天使の一人であり、癒しの能力をもつ。奇跡の力を使い、苦しむ者をその力で救うのが彼の使命。
◎……ミカエル
かつてサタンと戦った史上最強の大天使。黄金に光輝く姿から神をも越える存在として、伝説として語り継がれる。その容姿は全身を鎧で覆い尽くしているため、誰もが彼の真の姿をみたことがない。天界最強の大天使と呼ばれ、サタンの宿敵であり、悪魔達が唯一恐れる存在。
◎……ガヴリエル
四大天使の一人であり、剣術と武術が優れている。戦うのが生き甲斐で、誇り高き戦士であり。今は天界、下界の両方を監視し、天界に危機が来ないように常に目を光らせている。四大天使の中で唯一、髪色が一人だけ赤い。
◎……ラグエル
その存在は危ういとされ、天使でありながら不吉な翼を持っているがゆえに常に嫌われ虐げられている。彼の存在は霧のように掴めなく。自由自在に姿を消せる能力を持つ。性格は気まぐれで、少し子供っぽく、悪戯や意地悪をするのが好き。彼は誰の側にもつかなく、天界や天使達を日頃から監視している。
◎……ドミニオン
天界の長。大宗主とも呼ばれ、全ての天使の頂点に立つ。幾億の年月を生きてきたことにより、その姿は老人のような容姿。神の玉座に君臨し、滅多に表舞台からは姿を見せない。
◎……アールマティ
長い赤色の髪にお団子ヘアの長い三編みを一つに結んだ美少女。瞳は緑色。彼女はウリエルの直属の部下。細い体に甲冑を纏った彼女の姿は戦場に咲く花のように凛々しい。
◎……サキエル、バルディエル、テイアイエル、マルティエル、タブリス。
ウリエルの配属の直属の部下だったが、天魔大戦の戦いにおいて、その身を犠牲に彼らは命を落とす。
【王宮編】
◎……ミリアリア
ローディン国の姫君。幼いが容姿端麗の美しい美少女。心が優しく、だれにでも愛される性格で清らかでおしとやか。騎士のアレンに密かな恋心を抱く。
◎……アレン
ローディンの王宮騎士団の隊長。金髪の長い髪に青い瞳の美青年。誠実で騎士道精神のもと、正義を志、勇敢な振る舞いは誰もが彼を隊長と慕う。ミリアリアを幼い頃から傍で見ている。
◎……ガルシア
ミリアリアのお目付け役。小さい頃から彼女を見守ってる。最近は年のせいか、口うるさくお小言が増えてきている。
◎……ディオ
ミリアリアを助けた少年。銀髪に銀の瞳をした容姿。王宮騎士団に所属し、騎士見習いである。
◎……ジョヴァンニ兵長
王宮騎士団に所属している隊長の一人。ディオの上司でもある。
◎……ゴルチェ
王宮騎士団の一人で、重装備の鎧を来ていて、動きがトロくてよく仲間にいじられる。シュナイゼル隊長の部下。
◎……シュナイゼル。
王宮騎士団の隊長の一人。アレンの上司。
◎……ジークフリート
アレンの愛馬。黒い馬で、足が素早く、戦場ではその力を真に発揮する。
◎……シュゼット
眼鏡をかけた老人の名はバーシル大臣の副補佐官。アレンの父親とは古い友人のような中。
◎……バーシル
ローディンの大臣で王の側近にあたる。頭が切れ者で欲深い。
◎……ガヴェイン
ローディンの国を守る最強の将軍。
◎……タウロニア
ローディンの国を守る最強の将軍の一人で、実力はガヴェインとは一位二位を争う中。
◎……フェルナード
サンドリアの屈強な武将。残党狩りの最中、敵国の武将と戦い深手を負って捕虜にされる。
【グリゴリ】
◎……サタナキア
リーダー。
◎……サマエル
◎……ドレカヴァク
【エルグランド】
◎……ゲボルザーク
エルグランドの天才魔導科学者。
マッドサイエンティスト。
【鳥人族】
◎……ラルバ
鷹の王子。
◎……イデヤ
王子直属の部下。
◆……サタン
かつて天魔大戦において、ミカエルと刃を交えた悪の王。戦いに敗れて何千年もの間ミカエルの力により、封印されていたが、再び目覚の兆しをみせる。
◆……神
天地創造7日間の後に永年も眠りについていたが、目覚た時に神は世界に絶望し……。
*人物紹介は、話ごとにあとから追加していきます。
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