その2 登場人物紹介
その2
①霧崎 竜馬
主人公
だが、この章では出番少な目。
というか、ほぼ意思を感じない。
理由は後述。
伊織を愛しており、その彼女の為にだったら何でもする立派な長男の鑑。
今回は一緒になれて良かったね。
②霧崎 伊織(霜崎 伊織)
メインヒロイン
食人鬼の血を引き、先祖還りした子。
そのせいか、鼻や耳がよく利く様になった。
この食人鬼の四つある性質の一つ目は単純で、好きで愛すればする程に、食べたくなる物。
最初は痛ぶる事で欲を満たしていたが、我慢が出来なくなり、結局お兄ちゃんを食べてしまった。
だが、後悔はしておらず、美味しかったとの事。
そして、ニつの性質は恐ろしく、食べた愛しき存在を自分に一体化させ、この世からその存在を消し去る事。
文字通り一つとなり、永遠に独りじゃなくなるので、安心である。
三つ目も大概悪質で、愛が達成されず死に果てた時は、その場に合った方法で自分と同じ存在を作り出す呪いをばら撒く事である。
…故に、日本は愛で満ち溢れ、遂に奴を復活させてしまった。
四つ目は無意識な魅了。
だが、これは弱い物であり、本当に惚れている者にしか発動しない。
つまり、そういう事である。
③雨崎 朱里(まだ表)
モブ。
というか、直ぐに死んだ。
だが、コイツに汚染された血を浴びた事で、より伊織の本能を活性、悪化させた諸悪の根源。
居ても、居なくても、周りに迷惑をかける所は流石朱里と言えよう。
④龍馬
昔話のメインヒロイン(♂)
村八分となり、虐げられていた依織の身を唯一案じていた良い人。
だが、彼女に食われてしまった可哀想な人でもある。
だが、彼は満足だったそうな…
⑤霜崎 依織
昔話の食人鬼。
生まれ付き鬼みたいな角が生えていたが、それだけで、普通の人間の娘。
だが、集落の人々はそれを許さず、虐げた。
その結果、皮肉にも本当に鬼となった。
その力で集落を滅亡させ、愛故に龍馬を食べた。
鬼になった時に、あらゆる方向で人を不幸にする力を得ており、伊織が受け継いだ性質はまだ少なくて、マシな方である。
⑤ストーカー
それしか考えてない。
見事、当馬の仕事を果たし、ぶち込まれたある意味可哀想な奴。
一応、イケメンでそれなりにモテていた。
まぁ、伊織に惚れたのが運のツキである。
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