友人と再会その2

その後、大方の物資を回収した俺たちは、再び探索をすることにした。


ちなみに俺はジェイクとやらに変身、手に入れた装備品はカズが装備することにした。


そしてあの後判明した新事実。(そうでもないけど)どうやら俺は触れたものに変身する能力がある様なんだが、生き物に変身する場合、その生き物のDNAを摂取すれば、中身まで本体そっくりになることができた。


この能力をどう活かしていこうか……


###


タカ「暇だなぁ」


カズ「シドもいないしな」


タカ「んー、おっ!あれシドじゃないかな!?」


カズ「そうっぽいけど……何やってんだ?」


タカ「突っ立ってるだけじゃない?おーい!」


シド「?あ、カズじゃないか」


カズ「おーい」


シド「ようカズ」


カズ「おう」


シド「で、隣の御仁は?」


カズ「ああ、タカだけど……」


タカ「俺だよ俺」


シド「……はぁ?」


カクカクシカジカ


シド「そんな事があるのか?」


タカ「あるんよぉ?」


シド「お?」


タカ「お?」


カズ「わけわかんね」


カズ「そういえばシドには何か能力とかないのか?」


シド「あるぞ」


タカ「あんのか」


カズ「どうゆう奴?」


シド「物体を原子レベルまで分解する能力、だったかな」


カズ「強いな」


シド「分解した後は再構築もできる」


カズ「凄いな」


シド「ただ、再構築は分解に比べてかなり時間がかかる」


カズ「それでも強いと思うぞ」


タカ「カズは能力持ってないもんねーうらやまだねー」


ブチッ


カズ「喰らって吹き飛べコノヤロー!!!」


ドッゴオオオオオオオン!!!


タカ「うわーーーーー」


シド「うわ耳痛ぁ」


次回 シドの錬金術(?)

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