第26話 書く人へのメッセージ ★1,000越えの道・スラスラ文章
一晩たちまして、第23話と第25話のことを考えまして、ええ思いました。
私のことを攻撃的だとみなされるのは嫌だな、てことと。
もし私を断罪するつもりで該当作品を読まれるのは、ちょっとな、てことですね。
追い込まれるのが困るのか!? なら書くな! と思いますよね。ところが……
あれでもやんわり言っているのですよね。ショックを受けると思うし、一応作者さんのことを配慮していたので。
それをわかって貰うために、もう少しだけ踏み込んで書きます。いいでしょうか? いきますよ。
「ヒロインはチャラ男に堕とされる前から、相手がイケメンなら簡単に体を許す貞操観念なのが明かされたのです」
こんなヒロイン、ラブコメ&恋愛読みは嫌ですよね。しかもヒロインは清純派と描かれていたのに途中でこう明かされたら、どう思うでしょう?
読んでいたらショックを受けますよね。ビッチでも程度ってものがありますよ。
なので、断罪しようと読むのでも、ちょっと止めた方が良いと声をかけたくなったのです。
こんなヒロインだと人気落ちるのに、なんでここまで堕としたのかな……
私が「人気ある作品」とするのは、★が1,000越えているものなのですよね。
というのは、読み専していて気がついたのですけど、書籍化は★1,000越えから目にするようになるからです。
もちろん例外はありますね。
★1,000未満でも書籍化されたりします。そういうのはコンテストに受賞したとか、他に書籍化していて、出版社とつながりがあるとかですよね。
なので私の中では、書籍化のラインは★1,000かなと思っているのですよ。
そしてお節介なのですが、作品には★1,000越えて貰いたいと思っていますし、書籍化後に売れるのも望んでいるのです。
このエッセイも、そういう目線で書いているのですよ。
どうしたら★1,000越えになるのか?
そうですね、まず文章力ではないと思いますよ。
書籍化したなら、たぶん出版社さんから作法は言われるのかな?
だけど、文章は自由に書いて良いのですよ。
読み専は文章にあまりこだわりがないというか、★はそんなところで入れないからです。
まあ、あった方が良いのは確かですね。
最高級な作者さんになると、何万字でもスラスラ読めますし、それってやっぱり★につながりますよね。
そうなのです。文章力よりも気を付けるなら、スラスラ読めることを心掛けたほうが★につながりますよ。
どういうのがスラスラ読めるのか?というと――
① 読者がほしい情報を与えつづけること
文章が何行にもなると、読み専は「読み飛ばしがち」です。けれども、長い文章なのにスラスラ読めるのもあるのです。
それが「ほしい情報が書かれている文章」なのですよね。
ラブコメですと、ヒーローとヒロインの恋の情報です。
二人の恋がどうなるのか? それを教えてくれる情報が書かれていると、どんな長さでもスラスラ読めるのですよ。
② 意味のない情報がないこと
これは①と同じですね。ちがうのは、読者のほしくない情報を書いてしまうことです。
例えば学園物だと、部活についてのテクニカルなことですね。
バスケでボールの固さのことを延々と書かれても、読み専はまず読みません。というか苦痛にすら感じてしまいます。
同じことで、食べ物のレポを延々に書かれるのも困るのですよね。
そこにほしい情報――ラブコメなら恋にかかわるなら大丈夫なのです。だけど、かかわらないことなら、延々と書くのは止めたほうが良いですね。
この他にも気を付けることはありますけど、創作論にふみこむし、そっちは専門家のほうが詳しいのでヤメテおきます。
でもあえて言うなら、書く人でも他の作者さんのを読むのが良いのかな。
★を多く貰っている人のは、良い作品を書くヒントにあふれていると思いますよ。
あっと、みなさんは私が作品について書くことを「不快」と感じていますか?
それとも、もっと他の作品についても、どう感じているのか知りたいですか?
みなさんがほしいことを書きたいと思っているのですよ。なので教えてください。
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