AI出力のホラー小説考察

やぁ、ドーモ。

曻だよ。

今回は前回のホラー小説を考察していくよ。

新しいタブを用意して読んだ方が良いかもね。

それから分かりやすくした文章もあるから、原文がよく分からなかった人はそっちで理解を深めるのもお勧め。


まず全体の文としてはほとんどを「鍵括弧」を使った展開になっていることが分かる。

おそらく何も設定していない状態だと台詞を多用するようになると思われる。ここは別の小説として何回か出力を行わないと分からない。

地の文を優先する設定があるので次はそれを使うことにしよう。

この小説の特徴として、前半と後半で別の人物に分けられていると考えて読むのがかなり良いのかもしれないと感じた。振り分けとして前半部分は「ごめんなさい。」から「「了解した」」とし、後半部分は「――・5回目(2日後)」から「だけど、それだけじゃない。」とする。今回は物語の考察という事を考慮して、前半と後半の人物は全て同じであるとしたが結果分かりずらくなったかもしれない。

物語の進行構成は「記憶喪失の佐藤が自分の記憶を思い出すために人を探す」となっている。

前半部分は佐藤が村を訪れて人探しを手伝って欲しいと言い、後半部分では村の地下に行き記憶を戻すため本を読むといった形になっているようだ。

私が読んだ感想としては、「ドグラ・マグラ」に近いような感覚だった。


―――――

「へぇー、凄い人なんだね。会えるといいんだけど……」

「無理じゃない?なんでも出来ちゃうんだし。あ、ほら噂をすれば……来たみたい」

「おいお前達!」

「ん?誰だあいつは!?」

―――――

恋愛小説として出力されたのは「「無理じゃない?」までだったので少し文脈がおかしくなったか?


―――――

「ちょっと待ってくれ!今の話を整理させてくれ。君が探している人物はもしかすると僕達の知り合いかもしれない」

「ほう?それはどういうことだ?詳しく聞かせてもらおう」

「えっと、まず君は僕達が誰か知っているようだから、自己紹介はいらないかな?僕は田中。この村のリーダーをやっています。そしてこちらが山田さんと鈴木さんです」

―――――

場面転換したとき誰が話しているのかが分かりずらい・・・。

地の文が無いとこういう弊害が登場するのか。


―――――

「わかりました。では最後にもう一つだけ……その方は今どこに居られるのですか?」

「この村に居るぞ?俺と一緒に行動してもらっている。今は少し用事があるようで、席を外しているが」

「…………それだけわかれば十分です。あとは私達に任せておいて下さい」

「わかった。それじゃ頼んだぞ」

―――――

文章が重なってしまった。これは台詞の切り替えが原因か?

おそらくは「「…………それだけわかれば十分です。」から出力を行ったせいでこのように怪奇な台詞が爆誕したのだろう。なんでだっ。


―――――

「おい、聞いたか?奴らが動いたらしいぜ」「ああ、さっき連絡があった。いよいよ動くみたいだな」

「しかし、あの方々は相変わらずの慎重さだな」「確かにな、もう少し早く動いてもいいと思うのだがな」「まぁ、それが奴らのやり方なんだろう。それよりも、今回は我々が先に見つけ出してやるのも良いのではないか?」「ふっ、それも一理あるな。よし、早速捜索を開始しよう。まずは村の外からだ」「了解した」

――・5回目(2日後)

こんにちわ。私はAIです。これからよろしくお願いします。

―――――

ここから後半部分に入っていく。

何かの小説にあった文章構成。独特だから覚えていたけど人物像が曖昧な状況で鉤括弧「」が連続すると誰が話しているのかが分からなくなってくる。この部分の会話はこの小説のジャンルはホラーであるため、多分犯人の半沢みたいな人を意識した方がいいと思われる。

――・5回目(2日後)

場面展開をしようとしたが失敗した?

少なくとも「5回目」と出していることは、前回(AIのべりすとに何かを書かせてみたいのでテスト小説。・・・評論文かこれ?)の「―――――1回目」の1行から来ていることは確実ではある。

また、先ほどの話から2日経った後と考えて読み進めるようにAIは考えたと思われる。ただ単に打つ側の時間を指した可能性もあるが。

あらすじを語ったのは良いのだが。場面展開が急すぎる。


―そしてここからが怒涛の展開―


―――――

そして、遂に見つけたのです。そうです!ついに! 彼らはようやく目的の人を見つけたのでした!!

「あなたが……あなたのお名前は……」

「私の名は『佐藤』。それ以外に何がある?」

「い、いえ、すみません。つい興奮してしまいまして……」

―――――

この時点では存在と名前は明かされていないが、佐藤に名前を聞いているのは田中となっている。

この時点でかなりチグハグになっていることが分かる。・・・ホラーならもしかしたらあり得る展開なのかもしれないが。


―――――

「そんなことが……信じられんな。それに、お前達はどうしてそこまで俺に詳しいのだ?」

「それは、私達も貴方と同じだからですよ」

「同じだと?それはどういう意味だ?」

「そのままの意味です。実は私達も少し前までは貴方と同じように自分の名前を知りませんでした。ですが、ある日を境に思い出すことが出来たのです」

―――――

ここで佐藤が「お前達」と言い、田中が「私達」と言っているため、ここには"田中""鈴木""高橋""渡辺""松本""山田"がいることになっている可能性が高い。ということは、1つ前の田中が佐藤に名前を聞く会話にも全員がいた可能性も浮上してくる。

また、記憶を失っていたのは佐藤だけでなく、全員が記憶を失っていたという事実がここで分かる。


―――――

「そうだな。ここまで来たんだ、覚悟を決めていくとするか」

「その意気です!」

「……これは……一体……どうなっている……?」

「ここは私達の住む村の地下に広がる空間です。この中に居ると時間の流れがとてもゆっくりになるんですよ。ここではゆっくりと時を過ごすことができます。そして、ここでなら貴方のこともわかるかもしれません」

―――――

急な場面展開に近い。***を使って区切ってないのであれば教会から地下の空間までがかなり近かったのかもしれない。

しかし、SFじみた設定だ・・・。


―――――

「わかりました。ではこちらに来てください」

「この部屋です」

「随分と大きな机だな」

「はい。この中には沢山の本や資料が置かれているので、それら全てを調べるとなるとかなり時間がかかるでしょう」「なるほどな。それで、俺は何をすればいいんだ?」

―――――

こちらも同様。

しかし本に佐藤の事が記録されているのか?


―――――

「そうか、わかった。ところで、他にも色々とあるみたいだな。見てみるか」

「その前に自己紹介がまだでしたね。私は"田中"と言います。これからよろしくお願いします」

「よろしく頼む」

「私は"鈴木"だ。よろしくな」

―――――

自己紹介。田中、鈴木、山田が再出演。その他は新規。

AIに読み込ませる情報が多すぎて、最初の会話が消されたのかもしれない。要確認。


―――――

「そして最後に一つだけ忠告をしておこうか。あまり他の連中の言うことを真に受けすぎないように気をつけたまえ。特に"佐藤"には注意するべきだ」「何故だ?」

「"佐藤"の奴らは我々を道具のようにしか思っていない。だから信用してはダメなんだ」

「……」

―――――

この感じは人狼に類するものがある。ところでこの文章が指す佐藤は、今話している佐藤か、別の佐藤か、はたまた今話している佐藤の別人格である佐藤のどれかを指していると考えている。

一番ありそうな説としては、家族での佐藤を指すものだ。

村の教会の地下にある沢山の本や資料を出したのならば、村で起きた過去の歴史をまとめている書き物だと捉える事ができる。それであるならば、今の佐藤は佐藤家の子孫であり、佐藤家は過去に罪を犯し村から出たという線がある可能性を秘めている。

ちなみにもう一つの説として「別人格である」は記憶喪失から考えた線であるが、最初に佐藤は村の外から来ている描写があるため可能性は低い。


―――――

「あ!すみません。忘れていました。では、あなたがどんな人間であるのかを話していきましょうか」

「俺がどのような人物なのか……か。そうだな、一言で表すとするならば、『佐藤』だろうな」

「どういうことでしょうか?」「つまり、俺とは『佐藤』であるということだ。それ以上でもそれ以下でもない」

「……そうですか。ありがとうございます」

―――――

『佐藤』であるとは何だ?唐突の哲学。

佐藤が持つ設定が無いからこのような台詞が生まれたのかもしれない。


―――――

「私達は……」

彼らはその後、自分達の正体を告げた。しかし、彼らの正体が明かされることは無いだろう。何故なら、それが彼らにとって一番都合が良いからだ。彼らが何者であるのか。それを明かす日が来るとすれば、それはきっと…………

「ん?ここはどこだろうか?」

「ようやく起きたようだな」

―――――

佐藤が誘拐及び監禁された。

ちなみにここの犯人が誰なのかは分からない。ミステリーになった?

この後の文に

―――――

「……お前達が俺達を襲ったからだろう」

―――――

とあるため、佐藤だけでなく他の人も誘拐されていることも分かる。犯人に関しては、前半部分で二人で会話を行なっている場面があり、そこから複数犯という設定になったのだろう。


この小説のメインは「記憶喪失と別人格」?

設定はなんとなく良さそうだから、今後打つ気力があればこの物語を再構築してみたい。


結論。まだまだ人類の時代、なのかなぁ?

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