第6話 国の姫
その日。
私達は、これまでずっと顔をみてこなかった姫と対面することになった。
この国の姫は、病弱だったから、外にはめったに出られなかったのだ。
隊員となってkら、初めて出会った姫。
そんな彼女は、子供だった。
今まで国をおさめてきた者が、どんな素晴らしい方と思っていたら、何の変哲もない子供だった。
なんなら、普通の子供より格下と言えるかもしれない。
恥ずかしがりやで、ドジだった。
私達は幻滅してしまった。
あんな子供が、自分達の仕える人物だったなんて。
自分のしてきた事の意味が分からなくなってきた。
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