第271話 神獣 5
注:
ジャネット フェニックスの神獣
ロゼッタ ドラゴンの神獣
パトリシア クマの神獣
アレク トラの神獣
アデル キツネの神獣
アイリス グリフォンの神獣
エイミー ケロベロスの神獣
レイチェル この星の神
人間:アリシア、ソフィア、イザベラ、コリン、セラフィーナ、シャーロット
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フェニックスのジャネットが、どこかに食事のために飛び立って、待ってたんだけど、しばらくしても戻ってこないので、俺たちはオーリス王国の屋敷に帰ってきた。
他の神獣のメンバーに、
「ジャネットは、ここに来れるの?」と聞いてみたんだけど、
「大丈夫だと思う」と言われた。
ほんとうにくることができるのか、心配だけど、たぶん、一番、年上だし、 フェニックスだし飛んでいるし大丈夫なんだろう。
これで俺たちは、アリシア、ソフィア、イザベラ、コリン、セラフィーナ、シャーロット、アレク、ロゼッタ、パトリシア、アデル、エイミー、アイリス、ジャネットを加えて13人と俺を足して14人の パーティーになった。
ほぼ、全員が魔法師であり、剣士の訓練もしているから、前衛とか関係ない。
その時も状況により決めることにしている。
結構な大所帯だ。
普通ならパーティーといっても 少なくて3人から、または5人から6人、大勢になると10人以下の場合が多くあるんだけど、俺たちは全員で12人の構成メンバーになっている。
しかも神クラスの神獣たちが7人いる。
でも、まだジャネットは来ていないけど。
ジャネットの到着を待ちながら、俺は屋敷に設置してある各国に話をすることができる魔法道具を利用して、進み具合を聞いてみた。
まだ詳細を詰めなければいけないが、良い関係を築けそうだと言うことはわかってきた。
全面的に、と言うわけでは無いかもわからないけど、少しずつ変わってくればいいと思う。
そのための橋渡しをしているわけだから、国の事情や秘密のこともあるので、何もかもと言うわけにはいかないだろう。
しかしお互いが手をつなぎ合うことで、良い方向のほうに向かえば、また考え直すことも可能だから。
まずは一歩を踏み出さなければ。
そんなことを考えていたら屋敷のベルが鳴らされた。
執事のセバスチャンが応対してくれたが、「旦那様、女性がお会いしたいとおいでになっていますが。」
俺は会う予定は無いと思ったんだけど、用心のために屋敷の中には入れないようにして、俺が玄関で応対することにした。
「こんにちは、何かご用ですか?」
そこには25歳くらいの、きれいな金髪の長い女性が立っていた。
すごく美人だ。スタイルも良く、胸もFカップぐらい大きい。
何の用事だろうなぁ?
と思っていると女性は、「何を言っているんですか? あとで来ると言っておいたと思うんですが」といった。
え、そんな約束したっけ?
そこにアデルが出てきた。
「あ、お姉ちゃん、やっときたんだね」とアデルが言った
そこで俺は思った、こんな綺麗な人がフェニックスなのか?
俺はフェニックスが屋敷に来たので、改めてフェニックスを紹介するためにメンバーを俺の部屋に集めた。
お姫様が2人と神獣が7人、人族が4人と俺がパーティーになった。
神獣が一気に増えてしまった。
しかし、神獣の7人は姉妹のように仲が良い!
人の型でも一番、上のように見えるジャネットが、みんなからお姉ちゃんて言われているし。
女性の比率が13人と異常に高くなってしまったが、しょうがない。
余計に肩身が狭くなる。
神獣の7人を指輪のステータスで確認すると、全員が無限大の数値を示している。
もしこの7人が、暴れまわったら、多分、世界は終わりだろうな。
神獣7人の主として、正しい行いをするように注意しなければいけないし、もし仮に俺自身に何かがあった場合、どうなるのか心配だ。
俺が変なことをすれば、殺される可能性もある。
そんなことを考えていたが、今は国の友好関係に集中しなければいけない時だ。
そろそろ、それぞれの国の結果が出てくる頃だ。
今のところ友好関係に良好な国は、オーリス王国とダイラス連邦。
前向きな国はブラッドフォード大公国とサイラス王国、リッチェスト国、ライオネル公国。
ほぼ俺が関係している国は前向きの検討をしてくれている。
これだけ 大規模な連携ができる国同士がつながっていると簡単には他国が攻めてくる事はないと思うけど。
後は以前、オーリス王国に攻め込んできた東ガルシア帝国が協力してくれればと思うが。
東ガルシア帝国も以前オーリス王国に攻め込んできて、今は、その時と王様が変わっている。
しかしこれからは、神獣たちの力も示していかなければいけないかもわからない。
神獣は、全部合わせて8人しかいない。
こちら側にいる神獣が7人、あと一体は死亡したと言っていたが、神獣が死亡するのかなと思うと死んだやつが復活することなんてあるのかもわからない!
つまり神獣は、仮に死んでも生き返る可能性があると言うことだ。
しかも、あと一体いる神獣というのが、男だということがわかっている。
しかも顔が猪だ。
どこかで復活しているのか、また呼び出せば応じるのか?
どうなんだろう?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2022年、2月23日(水曜日)
プロローグ1〜10まで書き換え終わりました。
そして、さらに第1話から20話までを新しく書き換えました。
プロローグはアルベルト編になっています。
アルベルトの成長と家族のこと、そして軍隊でのツラい生活、そしてライラとの出会いと‥‥‥お楽しみください‥‥‥作者より
お読みくださりありがとうございます。
いつも評価してくれる方、本当に励みになっております。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます