【エッセイ】物書きの独り言

あじろ けい

書いておこう

頑張って書いた作品がなかなか読まれないと、次回作の執筆意欲がそがれますよね。

何のために書いているんだろうと。

迷った時は、とりあえず書きましょう。

一行、二行でもいいから書く。

書いているうちに雲が晴れます。


それすらも出来ない状態になったら、読む。

この時に読む本は、何のジャンルでもいいですけど、プロの編集の手が入ったものを。ネットの文章は避けて。


甘いものを食べていると塩辛いものが食べたくなるように、読んでいるうちに書きたくなります。


読まれたい。評価されたい。作家になりたい。

そうですよね。

うん、まあ、そうですが、その気持ちはいったん横に置いて。


とりあえず書き続けましょう。

続けていると何かが見えてきます。


私個人の場合は、見えてきたというのではなく、「落ちた」という感覚でした。

腑に落ちたというか、つきものが落ちたというか、いろいろと落ちました。そうそう、公募にも落ちまくっています。


落ち込みます。もちろん。

でも執筆はやめない。

一行も書けない時もあります(最近、書けてない)

でも書くことをやめようとは思わない。

思うような形ではないにしろ、書くという行為をやめはしないだろうなと思っています。


思うように表現できなかったりして苦しまされることも多いけれども、やっぱり言葉と文をつづることが好きだから。


好き、この一言に尽きるし、勝る気持ちはないと思う。

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