だいたいの方針が決まったところで職場への報告をすることになる。

正直迷っていた。

やめようかやめるまいか。

なにせ、介護という仕事だ。

ハードでいろんな面でストレスがたまる。

かといって、やめてしまえば、退職金とかあるとはいえども、毎月支払われる給料が入ってこなくなる。

どうしようかと思いながらも、上司に相談した。

結果として、とりあえずは仕事を調整することで様子みることになったのだ。

とはいっても、ただ夜勤をやらない方向性になったにすぎない。

毎月六回もやっていた夜勤を徐々に減らしていき、現在はゼロになっている。

お陰で手取りが減ったのはいうまでもない。

まあ、それも仕方のないことだ。

子供を作るということを決めたのだから、致し方ないのだが、

やっぱり考えてしまう。

子供を増やせとかいう政府。

でもその保証は子供ができたからの保証ばかりで、できる前の保証がなにもないことだ。

子供を増やしてほしいならば、子供を望む夫婦が安心して子作りできる環境を整えてほしいものだ。

第一に保険。

国民健康保険に不妊治療費用を加えてほしい。

それにつきる。

結局そういうことだ。

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