第3話♯愛は勝つ

意中の彼とは上手くいってた


初めは…


だけど

私は無理してる


彼に好かれたくて

合わせようとして

本当の自分もわからなくなるほど

無理してた


そんな私を

彼も窮屈に感じて

少しずつ離れていく気がして


それが不安でたまらなくて



『コージぃ〜』


またコージに甘える


『どうしたん?』


色々話したけど


『そんな心配すな

素直に自分の気持ち

言うたらええやん?』


『言えるわけないよ

嫌われたくない』


『そんなことで嫌うか?

向こうも付き合うくらい

好きなんやろ?』


『わかんないよ。

私は好きだけど、

私の好きのが大きいよ…』


『は?

誰がそんなん言うたん?』


『言われてないけど』


『やろ?

だったら自信もったらええやん。

〇〇が彼女なんやから』


コージは私を励ましてくれる

だからまた甘えてしまう



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