孤独
カモール
第1話 日常
「晴人ぉ〜」
「なんだよ、静かに来いよ」
そう言いながらも、全く鬱陶しさを感じなかった。
「緊急事態なんだ!」
「へ〜、どうしたん?」
緊急事態とか言っているがどうせくだらないことだということはわかっていた。
「次のテスト何にも勉強してない、何覚えたらいい?」
やっぱりくだらないことだった。
「ここのページに書いてあるやつを覚えたら?」
「わかった!ありがと!」
全く騒がしいやつだ。昨日の夜に少しでもやれば良いものを、まぁこの何気ない毎日が中々楽しい。
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