第567話 バランスボール?

サーヤがゴールと同時に『カチッ』と踏んだのは、エル様とバートさんが仕込んだ転移装置・光バージョン。犠牲者はぽぽちゃん、つくしちゃん、なずなちゃんのもぐらさん兄弟。


『『『きゅ~』』』

『『『······』』』じとー

〖分かってます。ちゃんと治しますから〗ほわ~

『ゴーレムにもこんな目が出来るのですね···』

ごーちゃん、れーちゃん、むーちゃん、普段は可愛いつぶらな瞳がつり上がった三角に。


そしてサーヤたちの目の前には

『さあ、色々用意したからな』ニカッ

『がんばっとくれよ』にやっ


「ほああ?」

いい笑顔で逞しい親指をぐっ!とする親方たち。その周りには、おもちゃがたくさん?それから


『なんでスライムさんたちがたくさんいるの~?』

ぴゅいきゅい『『ちびすらちゃんたちも』』

『『たくさんいるね』』

『『『いっしょにやるのかな~?』』』


ぷるるん『『ちょっと違う』』


みゃあ『ちがうにゃ?』

『アウルとアルたちは何をするのだ?』


ぷるるん『『親方達から説明がある』』


説明?


『ふふふ。まずはスライムバランスボールだ!』じゃじゃん!

ぷるるん『『いえ~い』』ぴっ

親方が説明と言うより紹介すると、今度はアルとアウルからにょきっと手が生えて、親指ぐっ!


「ばりゃんしゅ」

ぴゅいきゅい『『ぼーりゅ?』』

バランスボールって、前の世界にあったやつ?ぷにぷに


『そうさ。今からみんなにはスライムたちの上に立ってもらって、落ちないように我慢してもらうよ』


「ふおお?」

玉乗り?バランスボールって座ってやるんじゃなかったっけ?


『サーヤ、お前椅子に座って足上げどのくらいできる?』

「う?おいちゃん、あちあげ?」

『そうだ。アル頼む』

ぷる『どうぞ』

『こんな風に』

おいちゃんがアルに座って、手を広げて両足を地面から剥がしました。

『腹筋と体幹使うんだぞ』

直角にピッ!


それは きっと

「みゅり」

プルプルして、落っこちる思う。


『だろ?多分、瞬殺だよな』

「ぶー」

すぐには落ちないように頑張るよ?多分五秒くらい?

『どの道、秒殺だな』

「ぶー」

そうかもだけど~


『まあ、そんなわけでな?玉乗りスタイルのがいいんじゃないかと思ってな?スライムたちが危なくないように半円になってくれるしな』

『ちびすらちゃんたちは、みんなが落ちた時のクッションだよ』

『ああ、ちなみにスライムたちには初めは大人しくしてくれって言ってあるからな』


「うにゅ?」

おいちゃんら変なこと言ったよ。


『はじめは~?』

ぴゅいきゅい『『なんだろ~?』』

『『なんか』』

『『『こわい~』』』

だよね?


みゃあ『どうなっちゃうのだ?』

きゅるるん『『『わかんない』』』

きゅるるん『『『『おしえてくれないよね?』』』』

『『『···』』』ぷるぷるぷる

『大丈夫なのだ。小鬼ちゃんたち、ちびっこたちは安全だと思うのだ。なんやかんや無理はさせないと思うのだ。···多分。問題は』ちら

初めてのことだらけで震える小鬼ちゃんたち。姫ちゃんが、さすがにちびっこたちにあまりなことをしないだろうからと、安心するように言うが、気になるのは···


『おれたちだよな』

『うん。手加減してくれるとは』

『『思えません』』

『あああ、なんでこんなことに~』ふるふる

『『『青葉、ふぁいとー!』』』

クゥたち、お兄さんお姉さん組···エル様とバートさんが絡んでる以上、何が起こるかわからない。

本格的にこういったことに初参加の青葉ちゃんは、小さい泉の精霊たちに励まされてます。


『まあ、とにかく始めるぞ~』

『時間測るからね。頑張るんだよ』


「あ、あい」ごく

『う、うん』

『『『『『がんばる』』』』』

い、いよいよだよ。その時


『『『みんな~ただいまなんだな』』』

「ぽぽちゃん!つくしちゃん!なずなちゃん!」ぽすんっ

ぽぽちゃんたちが治療から戻ってきました。ごーちゃん、れーちゃん、むーちゃんが背中に乗っけてきてくれたよ。


『『あっまたなんだな』』

『サ、サーヤちゃん、くすぐったいんだな』

「うにゅ~」

だってもふもふ~♪


『ほら、サーヤお前はこっちだ!』ひょい

「いや~んっもふもふ~ぅ」ばたばた

おいちゃんはなして~


『『『ほっ』』』

ぽぽちゃんたちも、ホッじゃないよ~


ぽよよんっ


「うにゅ?」

ぽよよんっ?足の裏が柔らかい?


『わあっ』にゅっ

ぴゅいきゅい『『いや~ん』』

にゅうっ

『『なになに?』』にょ~ん

『『『つかまった~』』』みょんみょん

みゃあ『たつにゃか?』ふよふよ

『おお、ぐらぐらなのだ』ふよん

『『『わわわっなんだな』』』ぐらぐら

『『『···わっわっ』』』ぐらぐら

『『『ふおお~』』』ぐらぐら

みんないつの間にかスライムさんたちに抱えられて、スライムさんの上に立たされました!ぷにぷにしてるからぐらぐらです。泉の精霊たちもぐらぐら。そんな中···


きゅるるん『『『あれ~?』』』

きゅるるん『『『『あんまり?』』』』

『ゆれないね~?』

『かにょこもでしゅ』

あんまりぐらぐらしない子達が


『あ、しまった』

『子グモちゃんとハク坊たちは足の数が多いから』

『安定してるな。ハクは一度降りて人化だな』

たしかに。足たくさん!おいちゃんはとりあえず二本足になれるハクに言うと


『は~い』ぽんっ

ハクは素直に従います


『よいしょっと』ひょい

『わわわ~』ぐらぐら

ハクが人化して、おいちゃんがもう一回スライムさんに乗せてもらうと、

『さっきと全然違うよ~』ぐらぐら

『だろうな』くくっ

上手く立てなくてぐらぐらなハクにおいちゃんが苦笑い。

『足を肩幅に開いて、スライムを足で挟むような感じ、足の内側に力入れると立ちやすいぞ』

『やってみる~···あ、ちょっと立てた~』

おいちゃんが、さすがにアドバイス。それを聞いてた他のちびっ子も


「うにゅにゅ~···ふお?」

ぴゅいきゅい『『おお~』』


みんなもちょっとコツを掴んだ?


きゅるるん『『『ぼくたちは~?』』』

きゅるるん『『『『どうする~?』』』』

『かにょこもでしゅ』


『子グモと鹿の子たちは』

『クゥたちレベルでいくしかないね』

『『ふっふっふっ』』


きゅるるん『『『『『『『え?』』』』』』』

『なんでしゅ?』


親方たちが怪しい笑を···


『おれたち』

『何させられるの?』

『『さ、さあ?』』

『こ、こわい』

ぶるるっ

『『『ふぁいとー!』』』

がんばれ!みんな!


『それじゃあ、始めるぞ!スライムたちは合図したら手を離してやってくれな』


ぷるるん『『了解』』

ぷるん『フゥ、がんばる』

ぷるん『クゥも、みんなもがんばる』


アウルがフゥを、アルがクゥを乗せて、みんなを応援。ではなく


ぷるるん『『しっかり耐える』』


『『『『『え?』』』』』

きゅるるん『『『『『『『え?』』』』』』』

『たえりゅんでしゅか?』

意味深な激励。そして



『用~意、スタート!』


ぱっ

おいちゃんの号令でいっせいにスライムさんたちが手を離した!


「ふ、ふおおっ」ぐらぐら

おちる~ぅ


『サーヤーっがんばってーっお腹に力入れて踏ん張るのよーっ丹田よ、丹田!』

おばあちゃん、たちまち落ちそうになるサーヤにアドバイス!


「ふおお~さーやにょ、ちゃんでん、がんばりぇ~」ぷりゅぷりゅ

素直におばあちゃんの言うことを聞くサーヤ!


『お?何とか持ち直したな?さすが凛さん』

『ありがとう』


「うにゅ~さーやにょあんよみょ、がんばりぇ~」ぷりゅぷりゅ


なんか、自分で自分のパーツを応援して耐えるサーヤ。


『『いや~ん、かわいいですわ~♪』』だばー

『ご主人、リノ様、こっち来ないで欲しいにゃ』

足元に赤い水たまりが···


『サーヤ~がんばって~。サーヤのお尻もがんばって~』

結葉様、サーヤ流に応援。


「あい~さーやにょおちり、がんばりぇ~」ぷりゅぷりゅ

だんだんお尻のぷるぷるが激しくなってるような?


『『あ~ん♪かわいいですわ~♪』』だばー

『エル様、あれ治してにゃ』

〖無理です〗

アイナ様とリノ様見捨てられた?


『わあ~難しいよ~』ぐらんぐらん

人化したハクも中々チカラの入れ方が分からず苦労してるようだ


『ハク、がんばれ』

『サーヤの真似しろ』

『坊や、がんばって』

ギン様たちも応援。白雪はハクが人化すると『坊や』呼びに戻っちゃうみたいです。だってわんちゃんの時よりちびっこになるし!


ん?サーヤの真似?


「さーやにょ、ぽんぽん、がんばりぇ~」ぷりゅぷりゅ


『まねっこ?』

ぴゅいきゅい『『やればじょーずたてる?』』

『『『『『そうかも?』』』』』



『え?いや、儂はゲンのアドバイス通りにしろという意味で···』

『親父···』

『あらまぁ、言葉選び失敗でしたね』



吹雪ってば、そんなこと言うから、ほら

「さーやにょ、おちり、がんばりぇ~」ぷりゅぷりゅ

『ぼくのおしりがんばれ~』ぷるぷる

ぴゅいきゅい『『おちり~』』ぷるぷる

『『『『『がんばれ~』』』』』ぷるぷるぷる


「さーやにょ、あんよ、がんばりぇ~」ぷりゅぷりゅ

『ぼくのあんよがんばれ~』ぷるぷる

ぴゅいきゅい『『あんよ~』』ぷるぷる

『『『『『がんばれ~』』』』』


やっぱりこうなるよね


『おいおい』

『あらあらまあまあ···』

『なんか違うだろ』

『だねぇ』

あ~あ、間違ったまねっこがたくさん···


『『ぶはーっ』』どばーっぐしゃっ

『ギャーっ!ご主人、リノ様ーっ!エル様にゃんとかしてにゃーっ!』

〖···嫌です〗ヒク

『医神様、さすがにまずいかと···』

『もう、嫌ぁねぇ~。お母様、この先が心配だわぁ』


大惨事···


『わ、儂のせいじゃないよな?』

『親父···』

『ちょっと反省なさって下さいな』

『はい···』しゅん


〖ワハハハっ何だこの状況!!〗

『鍛冶神、んな笑ったらダメだろ···ぷっ』

『そうですよ。みんながんばっているのに···ふっ』


ヴァル様大笑い!牙王様たちも笑いこらえられてないよ?


『ふふ···ほっほ?そろそろみたいじゃぞ?』


そう、白夜の言う通り、がんばってたちびっこたち、そろそろ限界



「う、うにゅ、さーやにょ、あんよ~もう、じゃめ~」ぼてっ

『『『う~限界なんだな~』』』

ぼてっ

『『『同じく~ぅ』』』ぼてっ

ぽよよん

「うにゅ~ちびすらちゃんちゃち、ぷよぷよ、ひんやり~」

『『『気持ちいいんだな~』』』

『『『このまま寝たい~』』』

「『『『『『『ふいぃ~』』』』』』」

ぷるるんっ


ハッ!

『サーヤとぽぽちゃん兄弟、泉の精霊のサーヤサイズのちびっこたち、まずは同時に脱落!』

『敗因は短い足にぽってりおしりでしょうか?』

『それにしても気持ちよさそうね~?あとでスライムさんたちにお願いしようかしら?』

仕事を忘れてた実況さん、ようやく復活



『『ぼくも~』』ぷるぷる

『『『だめ~』』』ぷるぷる

みゃあ『こころもにゃ~』ぷるぷる

『姫もなのだ~』ぷるぷる


ぼすぼすぼすっ


『『あ~』』

『『『『『きもち~ぃ』』』』』ぱた

ぷるるんっ


『続いてフルーたち、妖精トリオたちも次々と脱落!』

『スライムベット大活躍!』

『やっぱりお願いしよう~』

氷花ちゃんはすでに実況やめてるよね?



『う~足が~』ぶるぶる

ぴゅいきゅい『『ぷるぷるがぶるぶる~』』ぶるぶる

『『『···ぅぅぅ』』』ぶるぶる


『ハク、モモ、スイ、そして小鬼ちゃんたち頑張ってます!』

『がんばれ~っ』

『保護者席もヒートアップね』


保護者席は

『ハクーっ堪えるんだ!』

『がんばるんじゃ!』

『坊や、えらいわ』


『モモ、スイ、負けるな!』


〖つむ、らい、ひょうも頑張れよーっ〗

ヴァル様、一際大きい声!


『うう~もう~』ぐらぐら

ぴゅいきゅい『『だめ~』』ぐらぐら

ぼすんっ


『おっと!さすが仲良し!ハクとモモ、スイ同時に脱落!』

『つむちゃん達やるじゃない!』

『あ、でも』


『『『···ぅぅぅぅ~』』』ころんっ

ぼすんっ!


『『『ぉちちゃった』』』ぽよん

『『『···きもちぃ~』』』すりすり

『ほんとだね~』すりすり

ぴゅいきゅい『『ねちゃお~』』すりすり


『おお!つむちゃんたち頑張りました!』

『ハクたちもね』

『保護者席、怖いんだけど?』

氷花ちゃんが見たものは···


『よく頑張ったな』ぐす

『さすが我が孫!ワオーン!』

『坊や、大きくなって···』ぐす


『モモ、スイ、よくやったぞ』ずび


〖うんうん!これぞ青春だな!ガハハハっ〗


泣くわ、吠えるわ、大笑いするわ、


『やだこれぇ』

『スライムさん、吸い取ってくれないかにゃ?』

ぶるるっ『『『『『···っ』』』』』

〖まあ、私も嫌ですからね〗

『生きてますか?これ』


『『···』』ぴくぴく


地獄絵図···


そして、


『ねえ?私たち余裕過ぎない?』

『言うなよ。せっかく平和なのに』

『凛さん言ってました』

『そういうのフラグって言うらしいですよ』

『やめて~』ぶるぶる

きゅるるん『『『たえろいったよね?』』』

きゅるるん『『『『いったね』』』』

『長い時間たえるんでしゅかね?』

完全に放置状態のフゥたち。サーヤたちが脱落していくのを横目にそんなことを言ってると


ぷる『時は来た』


『『『『『え?』』』』』


ぷるん『最後のちびっ子が落ちた時』


きゅるるん『『『『『『『え?』』』』』』』

『なんでしゅか?』


ぷるるん『『試練は始まる』』


『『『『『え?』』』』』

きゅるるん『『『『『『『しれん?』』』』』』』

『なんでしゅか?』



わああっ

つむちゃんたちが落ちて、観客が盛り上がった時


『さあ、スライムたち』

『やっちまいな!』

ぷるるん『『ラジャー』』


ごごごごごごごご

『『『『えええ?』』』』

『わわわわ』

きゅるるん『『『『『『なになに?』』』』』』

『スライムしゃま、おっきくなったでしゅ?』

ずおおお~



『『『え?何あれ?』』』

実況さんたち、また何も聞かされてなかったようです。



ぷるるん『『れっつだんす!』』

ぶるんぶるんぶるるるる


『『『『ぎゃーっ』』』』ぶるんぶるんぶるんぶるんっ


ぷるるん『『れっつしぇいく!』』


『きゃーっ』がくんがくん

きゅるるん『『『『『『『わああ~』』』』』』』がくんがくん

『ゆれるでしゅーっ』がくんがくんっ


大きくってぷるぷる増し増しスライムさんたち、横に縦に揺れだした!



『『『『ぎゃーっ』』』』がくんがくん

『あわわわわっ』がくんがくん

きゅるるん『『『『『『『うわああんっお母さ~んっ』』』』』』』ぶるんぶるん

『たしゅけてでしゅーっ』ぶるんぶるん


「ふぅーっくぅーっ」

『山桜桃ちゃんっ春陽くんっ』

ぴゅいきゅい『『たいへんーっ』』

さすがにみんなも異常に気づいた!


『スライム版ロデオ?』

『あらあらまあまあ···』

おいちゃん、おばあちゃん、それどころじゃないよっ


『『『青葉ーっ』』』

『『『じぃじーっあれーっ』』』

『『『かめじぃーっなんとかしてーっ』』』

『なんとまぁ』

『どうにもならんのぉ』

じぃじ達にもどうしようもないようです。


きゅるる『子どもたちっ』

『『『鹿の子ーっ』』』

絹さんたちが駆け寄ろうとした時


きゅるるん『『『『『『『うわあああっ』』』』』』』しゅぽーんっ

『うきゃあでしゅーっ』しゅぽーんっ

子グモちゃんたちが吹き飛んだ!



きゅるる『任せる』しゅばばばばっ

ぐるぐるぐる

しゅぱっ

『鹿の子ーっ』

『『私(僕)の天使ーっ』』


きゅるるん『『『『『『う~ん』』』』』』

『ゆれてるでしゅ~』


『よく無事に』ぐす

『『鹿の子ーっ』』おいおいっ

妹命のお兄ちゃんたち号泣

きゅるる『やりすぎ』ごごご

あ、絹さんが怒った···


『『もう無理~ぃぃ』』ガクンガクン

『『目が回ります~』』がくんがくん

『うぷっ···』ふらぁ~ばたんっ


『『『青葉ーっ』』』

『『『『『『ぎゃーっ』』』』』』

『ひどいのぉ』

『船酔い状態だの』

青葉ちゃん、脱落!



『私、参加する側じゃなくて良かった』

『私も···』

『救護班ーっ』

ごーちゃん、れーちゃん、むーちゃん、再び出動。


『『もうダメ···サキニイッテルネ』』ばたんっ

『『フゥさん、クゥさんっ!···うぷっギブアップ···』』ばたん


『ああっフゥとクゥが先に!』

『かろうじて山桜桃ちゃんと春陽くんが残りました!』

『救護班ーっ』


ぷるるん『『ん?終わった?』』

きゅるるん『アウル、アル、やりすぎ』ごごごご

しゅばっ ぐるぐるぐるっ

ぷるるん『『あれ?』』

きゅるるん『反省する』

しゅるんっ ぐいいぃんっ

ぷるるん『『あ~れ~』』

ちゅいんちゅいん


『ベーゴマ?』

『あらあらまあまあ、やるわね絹さんたら』


『『『なにこの惨状···』』』

実況も止まるよね


〖ガハハハっお前たちいつもこんなことやってんのか?愉快だな!〗

『いや、愉快なんて言ってられるか?』


とりあえず、バランスボールは終わったみたいです。


〖まだまだこれからですよ〗

『ええ。まだ始まったばかりですよね』

〖『ふふふふふふ』〗


ぶるっ

「しゃむ?」

『うん。なんかゾクってした~』

ぴゅいきゅい『『うん。ちた』』



☆。.:*・゜☆。.:*・゜

お読みいただきありがとうございます。おかしいな?もっとたくさん考えてるんだけど、二つ位使うはずだったんだけど···続きます。

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