第442話 いつもの朝?

朝です。大人たちには二度目の朝。だけど、ちびっ子たちはまだすやすや夢の中⋯


『ねえ?さすがに朝あれだけあったんだから、もう何も無いわよね?』

『そうだよな。リノ様はイモムシのままギン様に引きずられて行ったからな』

『朝からすごかったですよね』

『あれだけ騒いで起きないサーヤちゃんたちもすごいです』


いつものようにちびっ子たちを起こしに向かういつもの四人。早朝の出来事を思い出す⋯



ずるずるずるずる

『あ~れ~ご無体な~』

『だまって着いてくるのだ~』


『凛さん、ミア、変なアテレコするなよ⋯』

『あらあらまあまあ?だってそんな感じじゃない?うふふ』

『よいではないか。ふっふっふっ』

ミアちゃん、今度は悪代官?


ずるずるずるずる

『むーむー(サーヤちゃーん)』


もぞもぞ動くイモムシ⋯リノ様。こんなの運んどいてと言われても、誰も関わりたくはない。みんなが結葉様から目を逸らしていると、リノ様から伸びる一本の蔓を

『じゃあ、ギンよろしくね~外に運んでおいてぇ』

ぽいっ

『え?』

と、結葉様に渡されてしまったギン様⋯

しばし呆然としてから周りを見渡すと、気の毒に。という皆の目が⋯

そして、助けてとギン様の目が訴えると、一斉に目がそらされ⋯

哀れ、とぼとぼリノ様を引きずって行くギン様⋯。

『ムームー(サーヤちゃーん)』ずるずる

『⋯⋯』とぼとぼ



思い出してため息をつく四人

『すごい嫌そうだったわよね』

『そりゃあ、嫌だろ』

『お気の毒でした』

『ギン様、哀愁が漂ってましたよね』

『『かわいそう⋯』』

『『お助けできず申し訳ありません⋯』』


話しながら廊下を進んで行くと、サーヤたちの寝室の前に到着。


『毎朝のことながら、なんでドアを開けるのに緊張するんだろな?』どくどく

『そうよね。サーヤたちを起こすだけなはずなのに』どきどき

『その『だけなはず』が一度もないからではないかと』ばくばく

『そうですよね。僕なんか何時でも走り出せるように、最近はドアを開ける前につま先がリビングの方を向いてしまいます』びくびく

『『『分かる(わ)』』』


『『『『⋯⋯』』』』


『ま、まあ、今朝は大丈夫だよな?きっと?』

『そうよね、大丈夫よね?多分』

『フゥさん、クゥさん、そういうの『ふらぐをたてる』って言うらしいです』

『凛さんが言ってました。『ふらぐをたてると、本当にそうなっちゃうわよ』って』

『『ま、まさかぁ』』タラァ


『『『『⋯⋯』』』ごくっ

背中を変な汗が伝い、沈黙に唾を飲んでしまう四人。


『あ、開けるぞ』

『う、うん』

『『お願いします』』

す~は~

意を決してクゥがドアを


ガチャッ


バタンッ!


『え?』

『な、なんか』

『いましたよね?』

『いました。たくさん』

顔を見合わせる四人。


『ク、クゥもう一度』

『え?嫌だ』

『で、でも確かめないと』

『ぼ、ぼく皆さんを』

『待って春陽くん。もう一度確かめてからにしましょう』

『そうですよね。見間違いかも知れませんし』

『そ、そうですね』

『じゃ、じゃあ、もう一度行くぞ』ごくっ

『ど、ドンと来いよ』

『『い、いつでもどうぞ』』

みんなで頷きあって、クゥが震える手で⋯


ガチャッ


『『ギャーっ!やっぱりーっ!!』』

『ジーニ様ーっ』だだだっ

『皆さーんっ』だだだっ

フゥとクゥは叫び、山桜桃と春陽はまさに脱兎のごとく大人たちを呼びに廊下を走る!



『うわぁっサーヤ!みんな!どこだ!?』

『サーヤ!みんなっ!どうなってるのーっ』

フゥとクゥはサーヤたちがいるであろう辺りに分け進む!

『うわぁみんなも起きてくれーっ』

『きゃーっ寝返り打たないでーっ踏んじゃうーっ』

必死に何かをかき分け進むフゥとクゥ。


『お願いします!』バタバタバタッ

『おはやくっ!』バタバタバタッ

山桜桃たちがみんなを連れて戻って来たらしい。

〖なんなの?またなの?何があったの?〗

〖この短時間に何があったのでしょう?〗

『まあ、とにかく急ごう!』

『あらあらまあまあ。落ち着いた朝ってなんだったかしらね?』

バタバタバタバタっ


『『お連れしましたっ』』だだだっ


〖〖な、なんなのこれは!?〗〗

『なんじゃこりゃ!?』

『あらあらまあまあ?』


サーヤたちの寝室、そこは今⋯


『こりゃまた、カラフルだね』

『お前、そんなもんじゃ済まねぇだろ?これは』

『足の踏み場がないってのはこのことだね』

『それよりサーヤたちはどこだよ?』

『あの辺、ベッドかね?』

『とりあえず掘り返すぞ!』

ドワーフさんたちも動き出す!


そう、今この部屋は


『なんでこんなに妖精で溢れてるのーっ』

『みんな起きろーっ』

『こんなに山盛りに重なって潰れないんでしょうか?』

『妖精さんたち軽いからでしょうか?』


畑や森にいたはずの妖精たちが、床からベッドの上から、フルーやフライの木の寝床まで、そこら中で山盛りになって寝ていた。


〖ちょっと?誰でもいいから起きてこの状況を説明してっ〗

くーくー

すーすー

ジーニ様が呼びかけても妖精たち、起きる気配はありません。


〖サーヤ?みんな、大丈夫ですか?〗

フゥ達だけじゃなく大人たちも大騒ぎ!


「うにゅ~」

なんかうるさい~?


『サーヤ!起きてたら場所を教えろ!』


『あらあらまあまあ、我が孫ながらこの状況で起きないなんて、感心しちゃうわね~』


「うぎゅ~」

おいちゃんとおばあちゃんがなんか言ってる~?


『なんでベッドが分からないくらい妖精がいるんだろね?』ぽいぽいっ

『わかんねぇけど、とにかく妖精をどけろ』ぽいぽいっ

『妖精はちょっとくらい投げても大丈夫だからね』ぽいぽいっ

『とにかくサーヤを掘り返さないと』ぽいぽいっ

『あっハクが出てきたよ!ハク!起きとくれ』

『あっ双子発見!モモ、スイ起きろ!』

妖精たちの扱いに慣れたドワーフさんたちがぽいぽい妖精たちをどけて、ちびっ子たちを発掘していきます。


『ん~おはよう~。みんなどうしたの~?』ふわぁ

ぴゅいきゅい『『おはよ~。あれ~?』』

やっと起き出したちびっ子たち、でもまだねむねむなので、ぐらぐらしてます。その間にも


『あっフルー、フライ!いたっ!起きて!』

フルーたちの寝床にも妖精たちが!もうこんがらがって寝てます。

『ああっフィオ、ヴェル、アーブ!潰れてるっ起きろ!』

お花いっぱいの妖精トリオの寝床にも妖精たちがすしずめ状態!慌ててベッドに押し付けられてぺちゃんこになってる妖精トリオを救出!


『『う~ん?フゥおはよう~。あれ?動けない?』』

『『『クゥおはよう~。あれ~?体が痛い?』』』

『『そりゃそうでしょう⋯』』

とりあえず、救出さしたちびっ子を残してサーヤ探しに戻るフゥとクゥ。


『サーヤちゃん、どこですか?こっちでしょうか?あっココロちゃんと姫ちゃん!』

妖精たちと同じ大きさ、危うくぽいっするとこでした。


『あれ?山桜桃、その横』

『え?あっミアちゃん!』

春陽が気づいたミアちゃんはさっきの騒動の時サーヤちゃんの一番近くにいたから、もしかして⋯ぽいぽいっ


『あっ!サーヤちゃんいました!』

『掘り起こさないと!』

サーヤの銀色の髪の毛を見つけた山桜桃と春陽が、サーヤの上に山盛りになってる妖精たちをどけます。


『なんか、サーヤ一番埋まってるな?』

『あらあらまあまあ。サーヤから美味しい何かが出てるのかしら?』

合流したみんながサーヤを掘り出すと


「うにゅ~う」すや~


〖まあ、まだ寝てるわ〗

〖すごいですね。あら?お母様、これ〗

〖え?あ゛ぁ゛?〗

〖お母様、ガラが悪くなってますよ〗

ジーニ様とシア様が見たのは、


ぴゅいきゅい『『おてて~?』』

『おとなのお手てだよね~?』

やっと目が冷めてきたハクと双子が、サーヤのお腹の辺りにある手をつんつんし始めた。


〖なんか、嫌な予感するわね〗

〖同感です〗

神様母娘が眉間に皺を寄せて、嫌な顔をしています。


『ま、まあ、こっちも掘り起こすぞ(俺も嫌な予感はするけどな)』

『あらあらまあまあ⋯(仕方の無い方ねぇ)』

『嫌だけど退けるしかねぇよな?(原因はコイツだな)』

『そうだね。嫌だけどね(まったく何をしたんだか)』

みんな薄々正体に気づいているようです。

サーヤとその隣にいるであろう、その人物の上の妖精たちをどけると


〖〖やっぱり〗〗

『何してんだか』

『あらあらまあまあ』

『なあ、叩き起していいか?』

『気持ちはわかるけどね、やめときな』

大人たちは、めちゃくちゃ渋いお顔をしています。


『ねぇ、フゥ、クゥ~なんで結葉様がいるの~』

ぴゅいきゅい『『ようせいさんたちも』』

『『たくさんいるよ~』』


そう。お手手の正体は結葉様。何故かバンザイして寝ているサーヤのお腹に手を乗せて結葉様が気持ちよさそうに寝ています。


ちびっ子たちがサーヤのベッドに寝てる結葉様と、部屋に溢れかえっている妖精たちを見てフゥとクゥに聞いてます。だけど


『いや、おれたちが知りたいよな』

『そうね。ぜひ教えて欲しいわね』

フゥとクゥも渋いお顔


『『『なんでいるんだろ~?』』』

みゃあ『いつきたにゃ?』

『知らないのだ。山桜桃ちゃん、春陽くん、どうしてなのだ?』

姫ちゃんたちが見上げながら聞くけど


『えっと、私もお聞きしたいくらいで』

『ぼくもです。すみません』

『『『え~?』』』

みゃ『わからないにゃ?』

『それじゃ仕方ないのだ』

『『すみません』』


ほんとに分からないのだから仕方ない。山桜桃たちは、下を向いてぺちゃんとなったちびっ子たちを苦笑いしながらなでなで⋯


〖ふふふ、分からないなら〗

〖聞くしかないですね。本人に。ふふふ〗

頷き合う母娘

〖〖起きなさい!結葉!〗〗ビシッビシッ

神様母娘のチョップが結葉様の頭に炸裂!


『痛~い。なぁに?気持ちよく寝てたのにぃ。ふわぁ~あ』

頭を擦りながらあくびと共に起き上がる結葉様


〖何じゃないでしょ〗

〖この状況を説明しなさい〗

大人たちがぐるりと結葉様を取り囲みます。そのお顔は般若のお顔⋯

そんな中でもサーヤは

「く~ぷきゅ~」


ぴゅいきゅい『『まだねんねちてる~』』

『すごいね~』

『『でも~』』

『あそこいたら~』

『あぶないかも~』

『どうする~?』

みゃあ『ハクにぃに、ひっぱれないかにゃ?』

『ぼく~?う~ん。ねんねしてるサーヤぐにゃぐにゃだから~』

『危ないのだ~』

『『『『『う~ん』』』』』

ぴゅいきゅい『『どうしよう~』』

ちびっ子たちがどうしようか悩んでいます。



そして、結葉様の説明(言い訳)は⋯

『だからねぇ、朝お散歩してたら妖精たちがねぇ?ギンが咥えて引っ張ってるぐるぐるの何かが、ずっとムームー言いながら、ぐにぐにしてて気持ち悪い。でもギンは何かを探してるらしくて畑と森をぐるぐる回ってて、気持ち悪くて寝られないって言ってきたからぁ』


〖言ってきたから?〗ひくひく

ジーニ様のお口の端っこがひくひく


『じゃあ、静かにみんなで寝られるところ知ってるから行きましょ?ってなってぇ』


〖それで?〗ぴくぴく

シア様のコメカミがぴくぴく


『みんなでここに来て寝直してたのよぉ』


〖〖何やってるのーっ!〗〗ピシャーッ


『サーヤ危ない~』

走り出そうとするハク。でもそこへ

きゅるる『大丈夫。任せてハク』シュルル~シュパッ

きゅるるん『『『さすが!』』』

きゅるるん『『『『お母さん!』』』』

『良かった~ありがとう~』

顔だけ出した簀巻きにされたサーヤがシュタッと絹さんの手に。こんな赤ちゃんの人形あったような?ここまでされても

「すぴ~」

ぴゅいきゅい『『まだねんねしてる~』』

きゅるる『逆に心配になるわね』

きゅるるん『『『ねるこは』』』

きゅるるん『『『『そだつ~?』』』』

う~ん?とみんなで悩んでると、山桜桃ちゃんと春陽くんが躊躇いがちに


『あ、あの皆さん』

『それよりあちら⋯』


きゅるる『あっち?』



〖だからってなんで全部連れて来るの!〗

『だって~可哀想じゃない~』

〖だからって限度があるでしょう!〗

『え~』

結葉様が怒られてます。



『あらあらまあまあ、ねぇ?ギン様がうろうろしてたのって結葉様を探してるからじゃないかしら?』

『俺もそう思う』

その声でピタッと止まったジーニ様とシア様、次の瞬間


〖〖あんたのせいかーっ〗〗

『え~?』


あ~あ、何やってるのかな?


『あれ~?それじゃあ、お父さんは~?』

『今戻ったぞ』

『あ~おかえり~』

『ただいま』

噂をすればギン様が。


きゅるる『リノ様は?』

『ああ、それが、結葉様を探しても探しても見つからなくてな。そこら辺に転がす訳にもいかないから困ってたら、ぽぽたちがな』

『ぽぽちゃん?』

『ああ』

私が困って歩いていると⋯


『『『ギン様、おはようございますなんだな』』』

『ギン様、どうしただか?』

『それなんだか?』

『ぐねぐねしてるだ』

『『『不気味なんだな⋯』』』

ぽぽちゃんたちもドン引き⋯


『ああ、ぽぽたち。おはよう。早いな』

そうか。気づいたら畑まで来てしまったか。


『畑仕事は朝がいいんだな』

『朝どれ野菜は最高なんだな』

『サーヤちゃんたちにおとどけなんだな』


『そうか。偉いな。いつもありがとう』

本当に働き者だな。


『とんでもないんだな。こちらこそなんだな』

『おいらたちもおいしいご飯もらってるだよ』

『とってもおいしいだ~』


『そうか』

いい子たちすぎる。


『それで、それなんなんだな?』

ぽぽが指さすその先には


『ムームー』


『あ~これはな?ちょっとイタズラが過ぎたリノ様なんだが⋯』


『リノ様だか?』

『これがだか?』

『イモムシじゃないだか?』

呆然と見つめるぽぽ兄弟


『それで、結葉様に連れてくるように言われたのだが、肝心の結葉様が見つからなくてな』

どこに行かれたのか⋯


『そうなんだか。じゃあ、畑の小屋にリノ様置いといたらどうだか?その間に結葉様見つけたらどうだべか。それじゃ、ギン様もリノ様も大変なんだな』

『それがいいだよ。ギン様つかれてしまうだよ』

『りのさまも、いたいだべ?』

見かねた優しいぽぽちゃんたち


『それは助かるが、いいのか?』


『もちろんなんだな』

『リノ様はおいらたちが見てるだよ』

『まかせるだよ』

にこにこと任せろと言ってくれるぽぽたち


『ありがとう。では、お言葉に甘えさせてもらおう』


『『『はいなんだな!』』』

本当にいい子たちだ。



『ということでな、今リノ様はぽぽたちが預かってくれているのだ。まさか結葉様がここにいらっしゃるとは⋯ぽぽたちに申し訳ない』

きゅるる『まさか、同じ部屋に戻ってるとは思わない。仕方ない。それより、ぽぽたちが心配』

『え~?ぽぽちゃんたちしっかり者だよ~?』

きゅるる『知ってる。でも、心配なのはそこじゃない』

ぴゅいきゅい『『そこじゃない~?』』

きゅるる『そう。ぽぽたちは可愛い。そして、最高のもふもふ。そこにリノ様』

『あっ』

『大変~』

ぴゅいきゅい『『ぽぽちゃんたちが~』』

きゅるる『ぽぽたち優しい無防備。だから、危険』

『『助けなきゃ!』』

『『『はやくいこう!』』』

走り出す絹さんとギン様それに乗るちびっ子たちに、子グモちゃんたち!その騒ぎでようやく


うにゅ~?ぽぽちゃんがきけん?ぽぽちゃんたちが、キケン?パチッ


「ちゃいへん!ぽぽちゃん、たしゅけなきゃ!」

『あ~サーヤ起きたぁ』

ぴゅいきゅい~『『おはよ~』』

「おあようごじゃましゅ⋯じゃにゃくて、ぽぽちゃ~ん!」

助けなきゃ!

「う?うごけにゃい?」

きゅるる『あっ、しまった。でも今は急ぐ』

ぽぽちゃ~ん、今行くからね~!


〖まったくあんたは!〗

〖なんでいつも!〗

『え~』


『ん?ちびっ子たちは?』

『あらあらまあまあ?』

おいちゃんたちもようやく気づいた。



そして、ぽぽちゃんたちの小屋の縁側

『ギン様、結葉様見つけられただかな~?』

『どうだべな?』

『どうだべな~?』


うふふ。ぽぽちゃんたちも可愛いですわ~早くこれを解いて、もうすぐですわ~



「ぽぽちゃ~んっ」

『今行くからね~』

ぴゅいきゅい~『『りのさま~』』

『『動いちゃだめー!』』

『『『こうげきじゅんび!』』』

みゃあ『オッケーにゃ!』

『突撃なのだ~』

きゅるる『何か違うような?』だだだっ

『気にしたら負けな気がする』だだだっ


どうなる?ぽぽちゃんたち!?どうなるリノ様!?



そして、

『ふわ~よく寝た~』

『気持ちよかった~』

『また来よう~』


騒ぐ大人たちに気づくことなく、妖精さんたちは帰っていくのでした。


☆。.:*・゜☆。.:*・゜

お読みいただきありがとうございますm(_ _)m

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