第3章
08 三人目
三人目の主人公。
その少年は、呪われた洋館に迷い込む。
「おーい、ゴンタ。どこだよー」
犬をおいかけて迷い込んだ少年。
彼はしばらく、閉鎖空間の中にきてしまった事をしらず、飼い犬を探し回っていた。
しかし彼は、洋館の奥で化け物に出会って、腰をぬかしてしまった。
「ばっ、化け物」
他の犠牲者よりもいくつか歳の低い彼は、放心状態になるばかりで、逃げようとする事ができなかったのだ。
しかし。
「ぐるるるっ」
そこに彼の飼い犬が到着する。
ゴンタがとびかかり、化け物を追い払った。
少年は、事なきをえる。
それから少年は、ゴンタとともに洋館を逃げ回る事になった。
その途中で、二人の少女と出会って、ヌイグルミの事を聞く事に。
呪いの洋館から解放されるためには、ヌイグルミを奪って壊さなければならない。
幼い少年は、前向きに考えた。
それは、年相応の人格ゆえに事態をうまくのみ込めていない証でもった。
「ここから出る方法が一つ分かったなら、それでもうけものだ」
前向きになった少年は、楽観的に考える。
化け物から、ヌイグルミを奪う方法を。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます