第11話 洗浄
万年筆をしばらく使わない時や、別のインクを使いたい時などは、一度洗ってあげましょう。
うん? 洗うと書きましたが、洗濯機で洗ってはなりません。検索するとわかると思うのですが、万年筆のお手入れは、基本水洗いなのです。水道水でザーッと洗ってもいいのですが、洗面台にペン先が衝突して壊れたりしたら大変ですので、慣れないうちは、マグカップなどでやさしく洗うことをおすすめします。
そして、頑固な汚れが取れない時には、マグカップなどにぬるま湯をはって、その中にしばらくつけておきます。
何回かぬるま湯を取り替えてを繰り返すうちに、綺麗な水になってきたら、洗浄は完了です。
つづきまして、こちらは要注意です。ペン先をどこかにぶつけたり、落としたり、投げ飛ばしたりしないよう、しっかりと万年筆を握りしめて水抜きをしましょう。
細部などで綿棒やこよりなどで水分を拭いてあげるのも良いでしょう。万年筆全体を拭いてあげたら、今度はタオルなどのやわらかい場所で、万年筆が完全に乾くまで待ちましょう。
この際、落としたりしないよう、充分お気をつけください。
以上、実はこれが一番気を使うお手入れなのでした。
つづく
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