シルキーsaido

「魔物狩りじゃぁぁぁぁあ！！」

「どうかしたんですか？そんな重装備で.....」

ティアナさんが今装備している甲冑や魔法の施された剣は普段の訓練をするには明らかに過剰な重装備、戦争にでも行くのか？

「いや、そろそろ、魔物狩りの時期だなぁ....と思って、誘いに来たんだけど、一緒に行く？」

「いってもいいんですか？」

「うん。そしてただ魔物狩りの時期だからじゃなくてね。」

「？？？」他に理由があるのか？

「まぁ、その事は後で説明するとして、下級魔族の内のゴブリンとか、オークとかはまぁ....なんというか知能ない奴は魔物認定されるから殺してもいいらしい」

「了解です。狙う魔物とかはありますか？」

「んークリスタルゴーレムあたりかなぁ」

「それ希少な魔物じゃないですか....」

クリスタルゴーレムなんと体中が希少な魔水晶で覆われた

「なぜかクリスタルゴーレムが大量発生しているから、騎士団も運営費の足しにするために動き出してるんだよ」なんで超希少なクリスタルゴーレムが大量発生しているんですかねぇ.....

どこかで新しい鉱山でも見つかったのか？

「そうなんですか....あれ？騎士団って国立でしたよね？」

国立の騎士団なら運営費が国から支給されるんじゃ？

「いや、まぁそうなんだけど、この前、６か月前に近くのダンジョンで魔物大量発生（スタンピード）が起きたから国から支給されるお金じゃ今年は足りなくなったんだよ」

「いや、城壁の修繕費とかけが人の医療代とかでみんな消えちゃうんだよ」

世知辛い世の中ですね。

「それじゃあ行こうか！」

「はい！」

ゴーレム狩りじゃああああああ！！

「あっそうだ、トリスメギストスは持ってきてね」

おk

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