全世界史最強国決定戦
川野遥
ルール説明
実況「歴史ファンの皆様、こんにちは! 第一回世界史最強国決定戦、実況を務めます暗黒姫エリーティア・カナリスです! 解説をしていただきますのは…」
ヘロドトス「西洋史は私から始まりました。ヘロドトスです」
司馬遷「中国史は私が基本を作りました。不屈の歴史家司馬遷です」
ハルドゥーン「イスラームの天才イブン・ハルドゥーンです」
実況「お三方、よろしくお願いします。さて、この唐突に始まった世界史最強国決定戦、まずはルールを説明いたしましょう!」
【ルール】
1.世界史から128か国が参加し、トーナメント形式で勝ち抜いていく
2.トーナメント表は作者が6~20面体までのサイコロを振って割り振る
3.各対戦は一回6~8試合程度、対戦形式は作者がサイコロを振って決める。形式決定後、一週間程度で調べて、作者が基本的に独断と偏見で決める
4.対戦形式は三回戦までは一発勝負、ベスト16とベスト8は三本勝負、ベスト4は五本勝負、決勝は七本勝負とする
実況「手元にはユーラシア大陸からの参加国リストがありますが、まず、同じ国から何か国でもエントリーはできますが、ある程度強かったと認められる国でなければなりません」
ハルドゥーン「例えば、ブワイフ朝などはそもそも誰がいたのか調べるのが大変だし、参加を認めるのは難しいですね」
司馬遷「中国からは12か国。多いと見るか少ないと見るかは何とも言えない」
ヘロドトス「人気の三国志が連合軍を組んでいるようだが」
司馬遷「正直、連合軍でも組まないと唐や東漢に対抗できぬよ。オール中国クラスなんて曹操ともう一人いるかいないかくらいじゃないか?」
実況「い、いきなり三国志ファンに喧嘩を売るのはやめていただけますでしょうか…」
ハルドゥーン「ユーラシアで70か国が選ばれているが、きちんと128か国になるのかな? 144くらいになって、シード組が出たりしないだろうか?」
ヘロドトス「その場合、弱体国には大会参加を遠慮いただくことになるだろう。のう、カナディアン国にスペシャル国」
実況「そ、そんな言い方は彼らが可哀想です! 彼らにも名誉はあるんですから!」
ヘロドトス「あいつらに名誉なんてもんがあったのか?」
実況「コホン。それぞれの試合につきましては、10種の競技からこれまた作者がサイコロを振って決めることになります。それぞれの国には長所と短所がありますので、運が悪いと最強国候補がそうでないところに敗北してしまう可能性も否定できません。ということで、対戦形式です」
①攻城戦 城の攻防で勝敗を決める。攻城側・籠城側については作者が決定
②野戦 野戦で勝敗を決める。どちらホームの野戦にするかは作者が決定
③海戦 海戦で勝敗を決める。どちらホームの海戦にするかは作者が決定。尚、片方が内陸国である等明らかに海戦が不可能な場合には、サイコロを振りなおす
④個人戦(武勇) 様々な武術(と思われる)分野の五人団体戦
⑤個人戦(学術) 様々な学術(と思われる)分野の五人団体戦
⑥女王・武 該当国の女性による武術対戦で勝敗を決める
⑦女王・文 該当国の女性による学術対戦で勝敗を決める
⑧料理王 該当国の料理対決で決める。尚、食材は現地調達するものとする
⑨動物王 該当国自慢の動物同士で勝敗を決する
⑩幸運王 該当国の代表者がジャンケンをして勝敗を決定する。
実況「えっと、⑩はこれ、いいんでしょうか? 作者が6面体振って、1と2がグー、3と4がパー、5と6がチョキのジャンケンで決するとかあって、国の強さ全然関係なく勝敗が決まるのですけれど」
司馬遷「真の最強国は運も持ち合わせているはずだ。ノープロブレム」
ハルドゥーン「そういう形で負けた方が、僕達もウンチクを語りやすい」
実況「あ、そうですね。一応、各参加国についてのウンチクを解説陣には語っていただくことになっています。あと、動物王と料理王はかなり特殊過ぎるので、同じ国が二度行うことはないというルールになっています。ということは、幸運王は普通に複数やるんですね」
ヘロドトス「三回戦以降は三本勝負になる。幸運だけで決することはないだろう」
実況「それはそうですが…。続きましてスケジュールを説明します」
11/7 参加国決定
11/10 トーナメント&初戦の対戦形式決定
11/14~25 1回戦及び2回戦の対戦形式決定
11/26~12/6 2回戦及び3回戦の対戦形式決定
12/7~12/14 3回戦及びベスト16の対戦形式決定
12/15~12/21 ベスト16及びベスト8の対戦形式決定
12/22~12/28 ベスト8及びベスト4の対戦形式決定
12/29~1/4 ベスト4及び決勝の対戦形式決定
2022.1/10 決勝
実況「これが守られるかどうかは神のみぞ知るところですが…」
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