傷心

※プロットは見つかりました。オサワガセシマシタ


この時間帯に出現!(お前は珍しい動物かなにかか)醍醐潤で〜す。


今日は桜並木で有名な彦根城に家族で行って参りました♪ めっちゃ綺麗でしたよ!人は多かったですが。


まぁ、家族と一緒に「綺麗だね」とか「そこで写真撮るから止まって」みたいな会話をしながら歩いたんですね。楽しかったですよ。でも、家族には言ってませんが、僕……


絶賛、傷心しましたー。


もう、この話の内容をここで言おうかどうかずっと迷ってたんですよね。でも、言うことにします。はい。


僕には気になる子がいました。(唐突)





※ここからしばらく彼の恋バナにお付き合いください。


その子は中2と中3続けて同じクラスでした。メガネをかけていて、教室内ではあまり目立たず、休み時間も1人で席に座って、本を読んだり勉強したりしているそんな人で。なので、授業の際のオリエンテーションで、話しかける人が少なく、僕自身も最初は、


「どう接したらいいんやろ」と思ってました。「ちょっとかわいそう」とさえ感じていたほど。


しかし、その意識が変わったのは、去年の修学旅行の2日目の時。


僕らは修学旅行の2日目は、USJに行きました。朝の10時から夕方4時まで自由に遊び放題。僕も仲のいいメンバーで楽しんでいたのですが、なんせ館内広いので、お見上げ買ってたらはぐれました。

「あいつらどこ行ったのかな」と、袋持ちながら思っていると、お店から少し離れた所に彼女の姿が。


彼女にも一緒に周る人がいたんですが、おそらくあっちもはぐれてしまったようで、1人だったんですね。


で、僕、声かけたんですよね。「あいつら知らない?」と。


まぁ案の定知らなかったんですけど、ここで意外な事実が。

彼女、実はめっちゃ喋る人でした。はい。


めっちゃくちゃ意外だったんですが、話してると楽しかったんですよね。最後は一緒に園外に出て、集合場所まで行きました。


で、修学旅行後、結構話しかけてくれるようになりまして。ちょっとそこら辺から、少し意識するようになって。


その時勿論受験生だったので、勉強優先だったのですが、受験が終わったら春休みにどっか一緒に出かけたいな〜と思って。それで受験が終わり、いよいよ卒業式が間近に迫るある日(詳しく言うと前日)、


「春休み、一緒にどこか遊びに行きませんか?」と、僕は勇気を出し、携帯の電話番号を渡しました!(その方は携帯を持ってなかったので)


「分かった。ありがとう」と受け取ってくれましたが、翌日、涙の卒業式。あの涙は流さなか)


駐輪場で2人きりになりまして。そこで、

「ごめん。親にコロナがあるからダメって言われた」

と、頭を下げられました。


僕が元々無理を言ったので、「全然大丈夫だよ」そう言いましたが、内心は「クソー!」こんな感じ。


「また、いつか会えたらよろしくね」

「じゃあ」

「またね」


……そう最後交わして僕たちは帰りました。


同じ学区に住んでいるのに、もう会えないかもしれない。結局、想いを伝えることが出来ないまま恋を終わらせられなかった……様々な後悔だったり、色んなものが心の中にあって。桜が綺麗に咲いて、それが風に揺られて、ヒラヒラとはなびらが舞い散るその景色を見ていると、「もう一回会いたい」思ってしまい、1人切なくなるのが現在の私の状態です。


その人に最後、「またね」と言われたのが、また、切ないんですよ。本当に近くにいるはずなのに、会えない。


言えばよかったかな。


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