欠片14 同時遠隔操作
ピンチの中の大ピンチ。
ソーンナ状況で!
俺達は激戦のただなかにある町から脱出して、各地をさまよっていた。
魔法で操っている飛行魔物を操縦しながら、必要なものを回収してまわっているのだ。
貴族令嬢が珍獣好きで捕獲しててよかった。
あと元パーティーが使役魔法覚えててよかった。
んで、仮面の男が世界地図に詳しくて良かった。
そんでとある砂漠にて。
「よし、剣げっと。あとは盾と王冠か」
必要アイテムをゲッツ。
ここ。任務で前に行った所なんだよね。
賢者とか勇者とか、大昔の人達が活躍したところでもあるんだけど。
そこの奥に、便利アイテムがあるから、拾ってこいって言われた。
で、俺派遣。
同じ人間が二人同時に遠隔にある遺跡を操作するっていう条件でしか取得できないから。
俺に白羽の矢が立ったってわけ。
おうおう。
そう頼られると、分裂したかいがあるってもんだな。
望んでやったわけじゃねーけど。
町に戻ったら、やっぱりドンパチ。
多くの人が怪我をしていた。
でも、まだギリギリ持ちこたえてる。
良かった。間に合って。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます