14.忘れちゃダメだね
A「なぁ、僕の事忘れちゃった?」
B「えっ、覚えてる、はず…」
A「はず?ならじゃあ名前くらい分かるよな?」
B「う、うん、ちょっと待てよ」
A「早く答えないと、お仕置きするぞ?」
B「えっ、今僕の脳フル回転で過去に遡ってるから」
A「あと3秒ね」
B「もしかしてお前、あの時、捨て猫に傘をさしていた人?」
A「違うねぇ、あと2秒」
B「あっ、分かった、魚釣りしてる時、隣でマグロってた人?」
A「違うねぇ、それって、あつ森の話?あと1秒」
B「分かった、次こそは分かった、あれだろあれ、入学式の日の朝猫を助けて車に轢かれた人?」
A「それ、僕死んでない?」
B「死んでなくて、病院でギリギリ命助かった設定だから」
A「もう、設定って言ってるし、残念ながらお仕置きを受けてもらうよ」
B「むちだけはやめて、やめやめやめろ!」
A「くらいなさい」
B「(スパン)あっ」
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