宝石の骨

世は皮肉にも 望む者が得られず

望まぬ者が得ているようだ

僕は要らない 君は欲しいの?じゃあ

全部あげるよ

心臓も脳みそも肺も目も足も

骨一つ残らずとも構わない

全部とっていけ

礼はいらない これは僕のエゴだから

どうか君の瞳がキラキラと輝きますように

それだけで僕は


産まれただけでも良かったのだと微笑めるから

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