好きだとか嫌いだとか
始まりはもっとシンプルで
その頃それは幸せな事だった
自分を嫌いになってからというもの
幸せがなんだかわからなくなった
過去から脱却できてないのは僕だけで
置いていかれそうで怖くて
自分を守るためにそれをやめた
大きくなるに連れて膨れていった窮屈な感情は
きっと僕自身が撒いた種が成長していったのだ
育て方が下手くそだった僕はどうやら
注ぐものを間違えてきたらしい
本当は誰よりもひとを好きでいる事に飢えているはずなのに
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