アトピー性皮膚炎の人はちょっと試してみてほしい

 肌が強い人に憧れます。肌が強い=肌がキレイなんですけどね。肌が強い人ほど肌荒れがないと思っています。まあ食生活とかもあるのでしょうがでもやはり生まれつきの体質もあるのかなと思ってしまします。


 私は中学生の頃にアトピー性皮膚炎が発症してしまいまして、それからは大変でした。私は元々食が細かったので栄養バランスも悪く、そして母も早くに亡くなってしまった事もあり、皮膚炎が悪化したと思われます。


 高校生から二十代前半の身体が一番元気な頃は本当につらかったですね。寝ても覚めても痒い。熱湯に入ったら気持ちよかったくらいです。肌にいい温泉があると聞けば月2は県外の温泉に入りに行っていました。


 起きている時は痒さを我慢できるのですが、寝てしまうともう我慢はしません。ボリボリと夜中に響く音はとても不気味で、その音で目が覚めてもいました。


 強い薬を貰って塗るとその場は治るのですが、ずっと使い続けるは身体に負担だからだと薄い薬にすると途端に掻いてしまい、また元通りになりました。


 食べ物でなにが悪い物があるのかと思い検査をしてほしいと言いましたが皮膚科の先生は「食べ物は関係ない」と言って検査はしませんでした。確かにアレルギーがあるわけではないので食べ物でアトピーになっているって事ではないのかなと思いました。


 しかし、汗をかくと痒くなる。暖かくすると痒くなるのでウオーキングの後は代謝が良くなり悶えるような痒さが襲ってきます。これはけっこう辛いです。


 ホットヨガをお試しで通いましたが、1回で断念しました。汗をかいた所から赤くなり痒みが増しました。そして、掻くのを我慢してもアトピーの症状が出て来ました。

 汗が流れる度にその部分だけ赤くなって身体中に赤い線が浮かび上がっているのを見て一緒に行っていた友人も引いていました。


 そして、アトピーに強い皮膚科にも何回も病院を変えて色々通いました。やはりその場では落ち着きますが感知はしませんでした。


 私の背中全体には掻きむしった後が痣のように残り、若い時期の身体にそんなものが出来た事で恋愛にも臆病になりました。


 そして、三十歳を過ぎ実家にいるのが苦痛になりました。結婚をしたら家を出ようと思っていたのに結局、三十歳を過ぎても結婚は出来ず、実家で父親と二人でした。


 それがまたストレスになり、痒みの原因にもなりました。そして人生初の一人暮らしをする事になりました。


 最初の一人暮らしはそれは大変でした。あれはない、これはない。実家にあったものが家を出ればないのです。まずは水ですね。実家ではそこそこの 浄水器を使っていたらしくその水を使っていた。でも私はそれをケチって4000円くらいのを使ってしまった。そしたら体中に虫が走っているかのように体中に水が染み渡るのがわかる。

 そして痒い!!1日中暴れました。そしてミネラルウォーターを買ってきて洗い流すかのようにカブ飲みました。それからはもう水道水は使いません。2ℓのミネラルウォーターを買う事になりました。


 そして、飲むだけではなく、パスタを茹でるときお米を炊くときにもミネラルウォーターを使い始めました。乾麺や米はそのまま水分を取り込むのでそれを水道水のままでは痒みは取れないのではないかと思ったのです。


 それを数ヶ月やっていたら痒みは無くなり、強い薬はあまり必要ではなくなったのです。私のアトピーの原因は水道水なのだという事がわかりました。


 そして背中を何気に見るとあの引っ搔いて痣となっていた跡がなくなっていました。二十年近く苦しめられていたあの痣がキレイにない。全くないのです。嬉しかったですが、時すでに遅し、その事には三十代後半になってしまっていました。


 今でも痒みはたまにありますがそんなに酷い物ではなくたまに薄い薬を付ける程度までになっています。


 体質とかありますからアトピーの人全員てはないでしょうがお水をまず変えてみるのはいいかなと思いました。









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