01-13-02 楚四 荘王
その後「
「丘の上に止まった鳥が三年鳴かず飛ばずなのですが、これは何と言う鳥なのでしょうな?」
「三年力を蓄えたのか! それはさぞ見事に羽ばたこうな」
また「
平原君は賓客を尊んでいたのだが、その中にびっこを引く者がいた。平原君の側妾のひとりが彼を見て笑う。ひっこの男は平原君に「あなたは賓客を尊び側妾を卑しむと聞いた。ならばあの女の首を落とせ」という。平原君、笑いながら適当に返事をする。するとしばらくして平原君のもとから賓客がひとり、またひとりと立ち去った。「あなたが賓客を卑しみ側妾を尊ぶのがわかったからだ」と例のびっこの男が指摘。そこで平原君、側妾の首を落とし、びっこの男に謝罪した。すると再び賓客が平原君のもとに集まるようになった。
う、うーん、これが美談っぽく語られるのはさすがというしかないですわね……。
孫叔敖は幼い頃に双頭の蛇を目撃した。双頭の蛇を目撃した者は死ぬと言われている。そのため孫叔敖、蛇を殺して埋めた。「他の者にこの蛇をみせるわけにはいかない」と思った故である。そして帰宅後母に泣きつく。自分は死ぬのだ、と。しかし母は言う。「陰徳ある者に天はきっと報いてくださいますよ」と。
んむー。これも両者に繋がりがあるような、ないような……?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます