01-12-02 韓八 昭公・申不害

 景侯けいこうの四世代のち、「哀侯あいこう」の時代にていを滅ぼし、都を鄭の地に移す。その二代下の「昭侯しょうこう」の時代に「申不害しんふがい」が宰相となり、かんの国を強盛とした。その昭公は自らの履き古した袴を臣下に与えないことでケチのそしりを受けたのだが、与える与えないで臣下らに不和が生じるのであれば、そもそも与えぬ方がマシだ、と返した。


 昭侯が死ぬと「宣恵王せんけいおう」が立つ。その三代下の王が「桓恵王かんけいおう」。このときしんの圧力を恐れ、ちょうに臣従した。が、間もなく長平ちょうへいでの大敗。その後「韓安かんあん」が王となったのだが、秦によって攻め滅ぼされた。

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