01-06-07 衛七 孔伋
戦国時代に入ると、
「そのような些細な違反を理由に、彼の将才を埋もれさせるのですか?」
そう孔伋は言いつのるが、衛公どころか配下達も苟変の登用を渋る有様だった。
なので孔伋は言う。
「ここからこの国は混迷に向かうだろう。君主が国を運営するのに、その過ちを臣下が諫めない。臣下の過ちを士庶が正そうとすることもない。これでは
※一点補足。公伋の話は
やはり孔伋が衛にいた頃、貧乏暮らしをしていた。それを見かねた金持ちが「どうせ捨てるようなものだから」と着物を送ったが、拒否。「ゴミ箱のような扱いされるなら貰わない方がマシだから」とのことだ。
一方の祭遵は
贅沢暮らしをよしとせぬ、ふたりの偉人を結びつけている。
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