第349話 日本よ、侍魂を思い出せ
相次いで北朝鮮からミサイルを日本海域に撃ち込まれても、弱きな発言しかしない日本政府。ロシアには空域に侵入され、スクランブルを飛ばしても、費用の無駄遣いに終わるだけの、現在の日本政府。
日本は警察もそうだが、相手が手を出すまでは手を出さない事は世界中が知っている。だからやりたい放題になるのは当たり前だ。
それがもう何十年も続いているから、平然とそのような行為をされる。つまりは慣れである。それらに対する、抗議内容も、実に弱々しく、完全に馬鹿にされているのが現実だ。
世界が不況になるほど、何もしない日本は狙われるだろう。狙われるというのは、海域での密漁や、日本海域に訓練を兼ねたミサイルを落とされるのが日常へと変化してきている。
いつまでたっても弱きな日本政府。そして戦争に対する、意識の間違った多くの日本人。戦争を知らないのに、戦争は語れない。知らない事を語る日本人は多い。それに賛同する人も全くの無知識であろう。
私は一応、自分の一族から実際に戦争に行った話を聞いた。聞く機会を得た。だから言えるが、核弾頭にしても、解体されてはいる。昔に比べて、数も随分減っている。
ただし、解体し、放射能が漏れていたりする事もある。そうなればそれを運ぶ人たちは、被爆し、命を落とす。我々がゴミ捨て場に捨てるように、簡単に破棄する事は出来ない。それに保有数を0にも出来ない。
政治の世界というのは、ある種の騙し合いに近い。お互いが信じる事は絶対にない。
それはどんなにクリーンを売っている政治家でも、当たり前の事だ。
守ることも大切であり、攻められた時に対応するには、どうしても軍事力が必要になる。絶対に無い、というかあってはならない事だが、アメリカ軍が日本から去ったら爆撃されるだろう。アメリカ軍が去るという事は、そういうことになるのだ。
だから日本はアメリカには逆らえない。戦争が起きて反対するのは当たり前ではあるが、子供の喧嘩ではないのだ。何かしらの幾つかの理由がないと戦争などする事は無い。昔、北朝鮮が危険な時期はあった。
多くの日本人は、安心しきっていた。「爆弾を日本に落とすわけない。アメリカ軍がいるのに、そんなこと絶対にしない」という意見が多かったが、北朝鮮が政治的制裁を加えて、厳しい時期があった。
北朝鮮は独裁者の国だ。国民の事を考える次元の低さは想像できないだろう。
箸を投げるように、もう駄目だと、軍事力のある国が行動を起こす可能性は非常に高い。国は自分のものだと思っているからだ。
その辺りの思想の違いがある事を、理解しなければならない。日本の常識は世界で通用しない事も多い。それは逆でも当然ある。国々によって、考え方も違うし、戦争に対する気持ちも違うのだ。
今はまだいいほうだ。人間社会の黒歴史は多く存在する。無実であったであろう魔女狩りや人民の思想をひとつにしようと、教育者を皆殺しにしたりするのが、世界では
現在でも起きているのが現実だ。
日本とは違う、その国の思想を知ることで、色々事情は変わるものなのだ。
そして人間という生き物は、本来身勝手な生き物だと言う事を忘れてはいけない。
状況が変われば意見も変わる。誰かが不用意に何かを言えば、それを疑いもせずに信じる愚かな者も多数いる。
日本も過去、戦争で酷い事をした。それには誰も触れず、戦争だけを非難する。
強い侍のような日本人に戻る事が出来れば、日本という国を世界は再び一目を置く事になるだろう。
強くある為に、自国の卑劣さも受け入れ、その上で戦争というものが、如何に無意味であるかを説かなければいけないが、現実的には言葉だけでは終わらない。
対価を求められる。その交渉を無くして、戦争が終わる事は無いのだ。まずは日本政府を国民は攻めるべきだ。彼らは我々が選んで、その職についたようなものである。
戦争を知るには、日本人にとっては長い道のりであるが、知ることから始めるべきだと私は確信を持って言える。
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