第334話 アルベルト・アインシュタイン

“常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う”



今の世でも言える事だが、誰かから聞いただけでそうなのだと耳を傾ける人はいる。


そして行いや、周りに流されるようにならない強さが年々必要になってきます。


勇気の無い人の多くは、自分に自信が持てない人です。


だからといって勇気が無い訳では無く、一歩が踏み出せない無数の人々がいるのが


現実です。その気持ちもわかりますし、勇気を出す事が、どれほど大変かも理解して


います。アインシュタインのこの言葉は、時代背景と18歳とは書いてありますが、


ある程度の幅を持たせて彼も言ってます。


昔は、大人に速くならなければ厳しい時代であったものから、彼は18歳と言ったで


あろうと思います。


今でも、最近は全く考えた事がない事でも、激流に流されたまま自分自身の中で


流されている事柄も多いはずです。


知っていて当たり前の事柄のうち、一体自分はどのくらい本物の常識があるでしょう


似たようなニュアンスなだけで、意味は違う言葉も多くあります。


今、この瞬間にも、常識と勝手に認識されて世に広がる言葉も生まれています。


知ったからどうだと言うんだと、言う人も中にはいます。


しかし、知らないという事は、様々な事柄に繋がりを持ちます。


知らなくていいと、スタート地点でずっと座っていると、頭も固くなり


何も知らず、知らない故、何も聞けず、言葉もわからない故、尋ねる事も出来なく


なっていくものです。


名言と世間で言われている言葉は、その人の人生の中から生まれた言葉です。


つまりは生きている言葉であり、いつの世にも通用する言葉です。


体験や経験から、彼らの言葉は生まれています。私も体験や経験から色々


考える時期もありましたが、この先へ進むには人間には無理な壁なほど高いものです


実際、ここが最終地点かと思ってしまうのは、ソクラテスから数えて2500年ほど


経ちましたが、これ以上、先があるのかと思ってしまうところです。


しかし、それは言葉だけであり、決して終わりではありません。


ある意味ではスタート地点であり、皆がそれぞれ生きる世界で、力を磨き続ける、執


念のような強い思いを、持ち続ける事が大切であり、磨き続ける事によって壁を越え


れるかもしれません。結局は何事に関しても、自分でしっかりとした答えを求めるよ


うにするべきだと彼は言っています。


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