第5話
だが。生活が困窮している今。
俺は家族のために一肌もふた肌も脱がなきゃいけなくなった。
陽キャイケメンを演じるのはめんどくさいが致し方ない。
女の扱いは父さんから既にレクチャー済み。
女の喜ばせ方は、母さんからとうに(ガキの頃から)
教え込まれていた。
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