第11話 売れるロボットアニメ
カタカタカタ……
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時は西暦2210年、人類は枯渇する地球資源への活路を宇宙に求め旅立ち、未だ見ぬ惑星に人類の居住を夢見て旅立った。
それから多くの時が過ぎ、ひとつであった人類にも変化が生まれた。
それはエゴと幼さを抱えたままの人類にとっては当然の結果だったのかもしれない。
選ばれし者として地球に残った人類。
旅立った宇宙を彷徨い続け世代を重ねていく人類。
新たな大地を見つけ適応し超常の力を得た人類。
変化はやがて隔たりを持ち、噛みあわなくなった人類という歯車は火花を出しながら回り続けた。
選ばれし者は、歴史と威厳を語り。
彷徨う者は、知らぬ空の青さを求め。
適応した者は、力なき者を蔑んだ。
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カタカタ……
「ふぅ、言う方は楽だよなぁ。宇宙、戦争、恋愛でアニメねぇ」
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やがて三つの人類は火花を火種とし、お互いの人類が無くした物と得た物を武器にして、三者が交わる地点である月を舞台に戦いをはじめた。
地球と宇宙と惑星の主戦力達は、各々の背負う物と出会い惹かれ合った者達で憎しみ慈しみ傷つき傷つけながら戦っていく。
その頃地球では、歴史と威厳の中で富から零れ落ちた暮らしをする者達が居た。
「地球側主人公:男性名称未定」
※主人公は地球の貧民街日暮らしをする少年で機械に対する融和性が高い。
同じように宇宙では、空に焦がれ暗い宇宙空間から抜け出す事を渇望する者が居た。
「宇宙側主人公:女性名称未定」
※地球側主人公と恋に落ちる設定
そして新たなる惑星では、超常の力を持って地球を支配下に置くべく動く者が居た。
「惑星側主人公:男性名称未定」
※宇宙側主人公に惹かれる設定
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カタカタ……
「とりあえず、大筋と主要キャラはこんな感じか。んでせっつかれたタイトル決めるか。何々候補を三つだせってか偉いさんは気楽だねぇ、なんもしねーで案だけみてコレだねってやる会議用か。そんでもって俺が作った!だもんな。やってらんねぇ」
……カタカタ……カタ
「どうせ案みてコネくりまわして、一部変えてワシが作ったやるんだろうからニュアンスちりばめときゃいいわな」
カタカタ……
「よしっこんなもんだろうっと送信。さてどんなタイトルで仕上がってくるのやら」
・・・・・
・・・・
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ヴーヴー。
【お世話になっております。依頼していたアニメの件ですが下記に決定しましたのでお知らせします。なお今後のスケジュールは……】
「やっと決まったか、クッソ時間かかり過ぎだろ。とりあえず確認するか、ってなんじゃこりゃ!!」
【超宇宙黒騎士ガンガルΥ】
はいっ、時しらずでーす。もう今日もわけわかんないもの書きました。
コメントしづらいですねーそうですねー。タモリングなう。
最近転売屋のガンプラ祭りがひどいのでガンガルも出せば転売されるのかなぁとか変な事を深夜に思いついたので書きました。
後悔は少なめのマイライフにしたいです。
次回、時しらず先生 りょうさんがたザクの意味を知る。
大原「ばっかもーん、ザクの眉毛が繋がっていてどうする!!」
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