2・27 南伊豆 爪木崎 その2

そろそろ天の川が登り始める時間です。僕はスマホと三脚を持って、再び灯台へと向かいました。


元々暗い上に植生により左右の視界を遮られるところもあります。少々危ないんですが、ついつい仄かな明かりを満喫したくなり、ライト無しで歩いてみました。

コレが気持ちいいのなんの!

自分が星空と同化していくようです。


灯台が見えてきました。

灯台の横には蠍座が姿を現し、東に目を向けると夏の大三角が輝いています。毎度のことながら「あれがデネブアルタイルベガ」と指差しながら歌っちゃうんですよね。

低いながらも天の川も確認できました。


僕は灯台の近くまで行くのをやめて、人がいない少し離れた場所で撮影することにしました。

せっかくの美しい景色を誰にも邪魔されずにじっくり味わいたいと思ったからです。


舗装された小道横の草地に座り、スマホと三脚をセットします。雰囲気でアングルを決め、撮りながら微調整していきます。

数枚撮って確認してみると、蠍座が地味に写っています。星景写真家の方が「最近のデジカメは高性能すぎて星を撮るととてもシャープに写る。さらに色が出にくいのでソフトフィルターを使ってます」とYou Tubeで話していたのを見てたので、ヨドバシカメラでスマホ用のソフトフィルターを買っておいたのでした。


シャキーン(脚色😅)と装着して撮影すると……あらまぁ、サソリのS字がよくわかるし、アンタレスがオレンジ色に輝いています。


「スマホでコレかぁーっ!」とブツブツ感動しながら撮影してました。

そりゃあ、高性能なカメラとか欲しいけどさ。沼にハマるの見えてるし、息子の受験もあるしねぇ。

それに僕は元々眼視派なのだよ。

自分の眼で星の輝きの美しさを味わうのが本来の姿なのだ。

きひら作品の読者様にも星の美しさを伝えたくてやっている布教活動の一環なのです。そう、デーモン閣下が聖飢魔IIをやってるのと同じ感じかな🤔😅🤣


はい、話が脱線してしまいましたが、爪木崎はとても良い場所でした。

駐車場は夜間無料開放?、恋する灯台、キレイな砂浜、そして視界の広さとゴキゲンな星空。こじんまりとしたところですが好きになりました。


またいつか行きたいと思います。


追伸

今回ドライブしてて蘇ってきた甘酸っぱい若き日の思い出や、とびきりキュートな相方のお話などは機会があれば近況ノートでちまちまと書いていこうかなと思います。

もちろんその前に星の写真も貼りますので、どうぞよろしくでございます。

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