予告編

【予告】『SHUTEN-DOJI ~逆襲の鬼神~』


 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



「月に一度、市民はヤツらに血を捧げる。それが新京しんきょう第五首都フィフス・キャピタルの掟だ」


「お前は何のために刀を差している? 何のために検事になった?」


「僕が殺した。死罪判決が出てすらいない人間を……僕が……殺した!」



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 現代に甦った正義の「鬼」、酒呑シュテン童子ドージ

 だが、その宿主となったのは――


「何をビクビクしてやがるんだ。俺様が付いてるんだぜ?」


「僕は社会正義を守るために検事になったんだ……」


「テメエが綺麗事をほざいてる間に、また人が死んでもいいってのか!」



 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



「はじめまして、お兄ちゃん! お父さんの隠し子だったユカでーす」


「君が、僕の妹……?」



 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



監獄島アルカトラズが破られたんだぞ。ただの囚人にそんなことが出来るもんか」


「来ないで! そんなのあたしのお兄ちゃんじゃない!」


「正義だけでも……力だけでも……何も守れない」



 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



「同情するぜ、酒呑シュテン! 宿主を選び間違えたばかりになァ!」


「俺の相棒を……勝手に舐めてんじゃねえよ」


 決して相容れぬ二つの心が、一つに重なるとき――


「助けて、お兄ちゃん!」


 ――天地を制す鬼神の力が、解き放たれる!


「刀を取れ、ミナト!」


鬼神きしん! 鎧装がいそう!」


「「――ウオオォォォッ!!」」



 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



SHUTENシュテン - DOJIドージ ~逆襲ぎゃくしゅう鬼神きしん~』



 ――20XX年春、大暴れ!!

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