嫌いになったら明日。

大和あき

前書き

 2021年の4月、私は複雑性PTSDという診断を受けた。


正直、びっくりした。


自分の小説のヒロインも複雑性PTSDで自殺をしたという文章を書いていたからだ。


だからこそ、自分の小説のその文章を消した。


私は、実際に体験したものほど書けない人だった。


書こうとすると、どうしても気分が悪くなってしまう。


今も、キーボードを打つ手が汗を帯び震えてしまっている。なのにどうしてこんなもの書いているんだ、と思うかもしれない。


私も、どうして書こうと思ったのか、まだ分からずにいる。でもきっとそのうちわかると思う。


こうやって日記を文章にするために読み返してみると、自分が思ってるより結構前から私はトラウマを抱えてて、その症状が出ていたのだな、と自覚する。


日を追っていくと矛盾してるところもあるとは思うが、当時の率直な感情として、どうか受け止めてほしい。


過激な表現もあるから、苦手な人は読まなくていい。


共感してほしいとも思っていない。あくまで、こんな人もいるんだなぁという感じで、軽く見てもらえればそれでいい。


最後に、どうか私と同じ18年間の人生を、読んでいるあなたには歩まないでほしい。


これが私からの忠告だ。

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