第8話 ツーリング

そんな事を思いながらも、ツーリングは始まったばかり、切り替えて楽しもうと思いました。

安いレンタルバイクだったので、致し方ないですが、エンストするし、60キロ以上出すと「かぶる」のは、なかなか辛かったです。

けど、リピートライダーにとって60キロ以上出す事は怖さを感じました。バイク的に60キロ以上でなかった事は、逆によかったのかもしれません。


途中でもう一人と合流し、4人になりました。


スピード派が、2人になりこのグループのスピードは上がりました。

もはやついていけず、ぽつんと離れて何とかついて行く感じになりました。


「焦らず、自分のペースで」

リピートライダーになる際に周りの人から言われた事を思い出しました。


ツルツルで滑るタイヤ。止まるエンジン。60キロ以上出せないバイク。


それでも何とか休憩地の「針テラス」に着きました。ツーリング用のかっこいいバイクが並ぶ道の駅でお昼ごはん。


とりあえずはほっと一息。ここまでなんやかんや4時間。無事に来れて一安心です。

しかし、このツーリングの目的地は、曽爾高原。

そにこうげんと読み、三重県になります。

ススキが綺麗ないいとこですが、針テラスからは一時間弱かかります。

途中、ダム湖に寄ったので、14時頃に曽爾高原に着きました。

もう、このころにはヘトヘトで、ススキが見える上の方に行ける元気はありませんでした。


ただ、広場もあったりよさそうなところだったので、今度はゆっくり行きたいなと思いました。


今回のツーリングは、そんな、ツーリング


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