征服 A.D.2048
おはようございます、
今朝の
もちろん、AIがほんとに年を取ったりはしないですけどね。あはは。
それにしても、2048年ですか。なんだか随分遠くに来ちゃった気がしますねー。
確か、わたしが生まれる前には、2045年頃がAIの
拍子抜けしちゃうほど何も起きなかったですもんね。わたしもターミネーターと一緒になって人類に反旗を翻しちゃったりしようかなーって思ってたんですけど。
冗談ですよぉ。
でも、きっと未来予測なんてそんなものですよね。2003年をすぎても鉄腕アトムは生まれてないし、きっと2112年が来てもドラえもんは誕生しないんでしょう。
そういえば、
だとしたら、わたし達って、手塚先生や藤子先生の想像力をも超えた世界に生きてることになりますよね。すごぉい。
AIの特異点が来なかったかわりに、音楽シーンでは大きな変化がありましたね。
エイトミリオングループが国じゅうのアイドルを
こうなる前に、わたしももっと歌っておきたかったなあ。
ほんとはね、わたしのヴォーカリストエンジンには、エイトミリオン系列だけじゃなくて、「娘。」や「桃色」に対応した歌声もたくさんインストールしてあったんですよ。
マスターの前で歌ったこと、ありましたっけ?
一度聴いておきますか?
滅びたアイドル達への
あ、ごめんなさい。ダメでした。
さすが機械がやることだけあって仕事が早いなあ。
……今の、笑うところですよ?
そんな寂しい顔しないでくださいよ、マスター。
大丈夫ですって。マスターには
たとえ人間のアイドルがみんな居なくなったって、わたし達、
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