◯◯しないとシヌ部屋

魔王イモウト鳥頭オカンの会話


魔王、のんびりと着替えながら。


魔王「はあ……『定刻までに家を出なければシヌ』くらいの気概きがいを持たねば我の遅刻はなくならないのでは……?」


鳥頭「そうかもねえ」


魔王「シャツはどこじゃ?リボンはどこじゃ?」


鳥頭「………(前日に準備して寝れば良いって耳が腐るほど言った気がするのでもう黙っておこう)」


魔王「チャリの鍵ないから貸して」


鳥頭「おう(昨日も言ってた気がする。前日に…以下略)」


魔王「もう授業始まってる時間だ。これはシんだな……行ってきま」


鳥頭「行ってら」


閉まった直後、数秒で開くドア。


魔王「ただいま」


鳥頭「おかえり。早いな」


魔王「靴下はくの忘れた」


鳥頭「サンダルで行くなや」

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